領土問題に関しての所感

国のない男

国のない男

カートボネガットさんは「国のない男」と言う著書で国家と言う物の本質を軽い筆調で書いている。

国家と言うのは一握り特権的な人々に利益をもたらす為のものである。
戦争と言う炎は市民の命を燃料にして、燃え盛り、特権的な人々に利益をもたらせる。

考えてもて貰いたい、遠くの人もすめない様な無人島が領土かどうかなどと言う事は普通の市民には関係ない。
その島を領土とする事で多くの海底に存在する鉱物資源を欲しがる特権的な人たちには関係が有るのだ。


こうして、国境と言う存在しない線がまた市民を殺そうとしている。

憂鬱である。


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