本の事、DVDの事

本:性の衝動:コリンウイルソン

コリンウイルソンさんは面白い。
性をとても上手く扱っている。
色々と勉強になる。

性欲と食欲は、全ての源である。

個人は、どのように性欲の解消を行うか?
社会が容認する性欲の解消とは何か?
なぜ、個人の問題であるべき性欲の解消法に「倒錯」などと呼ぶのか?
同性愛が死に価する罪であると考える社会と私たちの社会の差は?
子供のいじめは性欲と結びついているか?
性欲と結びつけた時に、『幼児虐待』とは何であるのか

そんな事を考えている僕には面白い本である。





本:背信の科学者達:W.Broad N.Warde著

科学者なんて碌なもんじゃない。
最初の科学者は、王様に雇われた「占星術師」であり、社会の富を分配する権力を持った王に雇われた詐欺師である。
文部科学省に雇われた詐欺師がいかに多いか、困った物だ。

働かざるもの食うべからず。

縄文->弥生時代の事を少し調べていた時に出て来たのです。

旧石器捏造・誰も書かなかった真相も読んで見たいなあ。







DVD:いこかもどろか:明石家さんま 大竹しのぶ


大竹しのぶが良い。彼女の実存的な存在が僕には忘れられない。
テレビなどで彼女を見るがこの映画の彼女がいつも思い出される。

行き場無く、ピリピリと生きて来た人間が出会い、2人が共に生きる決意をする。
素敵なボーイミーツガールである。

明け方のトラックの荷台から顔を出している2人のシーンは大好きである。
人間は孤独であり、どこかに行き着く所があるはずである。
そんな事を考える。

ねじれた二本の木が互いに支えあい、生きて行く事を決意するのだ。


明石家さんまの演じるチャランポランな男が成長する物語でもある。
証券会社の営業マンと言うのも納得がいく。
彼自身、虚無の中に生きている。
バブルの頃の証券業界はそう言う物である。

ロードムービーっぽい所がまた良いねえ。



この物語は突っ込みどころ満載であるが、僕は大好き。
この調子良さもまた許す。

最初に見たのはいつだろうか?
余り邦画は好きでなかったからビデオ屋さんで借りたとは思えないのだが、映画館に行ったとも想像出来ない。

しかし、時折見たい映画である。






今年借りた映画リスト。

メンタリスト 2-1〜2-5
バイオミックジェミー1+2
ファールプレイ
カラーオブハート
いこかもどろか
フラッシュバック


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