幸運な病のレシピ( 1944 )朝:牛肉・シイタケ・葉物で人参グラッセ、鮭(麹)、サワラ(味噌)、手羽先(醤油)、味噌汁、「後片付けを科学する」、マユのご飯

【 2020/2/21の食事 】

食事を毎日作ることが当たり前だった時代がある。50年前、僕が小さい頃お店には素材しか売っていなかった。医者や栄養学者は皿の上の食品を分析するが、何が使われているということしかわからない。素材が食事になるまでのプロセスは問われていない。おかしいと思ったほうが良い。そう思えたら「還暦クッキング」の始まりだ。

人参グラッセにした。お店で食べるものは一気に大量に柔らかく煮込むので僕は気に入らない。ファミレスなどでは昔人参だったことがかろうじて分かるものが寂しく添えられる。ちょっとおおきにに切って、弱火で牛肉の脂で加熱する。蓋をして蒸すとすぐに熱が通る。シイタケと一緒に牛肉の旨味を受け取らせる。砂糖を焦がしネギにオイスターソースで味をぃれて味醂で鍋底の旨味を浮かび上がらせる。今日はグリーンサラダがあったので最後に和えて出来上がりだ。
美味しいからやってみると良い。コツは弱火でジックリ、人参の組織が開いて柔らかくなりかけた頃甘じょっぱい味を入れることだ。こういうの食べなれると外で食う気がしない。
ああ、ビール飲みたい。


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生活習慣病(単なる検査値の異常)は食事に対しての「その時の身体と言うコロニー」の当たり前の反応だ。僕は糖尿病なので、血糖値という検査値はバカバカしいほどに上がる。





「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masay