幸運な病のレシピ( 873 )夜:たくわん出してみた、ロース薄切りでイタリアンカツレット、丸干しイワシ、塩サバ
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【 2019/1/1の食事 】
たくわんを出した。まだ水の上がり方が少ないので、生の大根を切って入れた(ドブ漬けという)。
カツレットはロースの薄切り肉を使った。確か以前やって美味しかった。
父がお風呂に来たので入った後でいっぱい始めたのである。
静かな元旦である。
幸運な病のレシピ( 873 )夜:たくわん出してみた、ロース薄切りでイタリアンカツレット、丸干しイワシ、塩サバ
たくわんを出していると、父が出てきた。
今日はお風呂の日だ。
眠いからお風呂はやめたいという(笑)。いつものことであるが。お願いして入ってもらうことにした。
ちょうど、町内の知り合いが通りかかり、挨拶していた。
父とは8歳くらい(年下の)離れた方である。
僕も小さい頃からの知り合いだ。
懐かしかろうが、誰かはわからないかもしれない。
それでも、嬉しそうに話をしている。
歳をとるということは、そういうことなのかと思う。
イワシの丸干しと塩サバを焼いた。
内臓が丸ごと食べることのできる丸干しは大好物だ。
父には内臓の部分を切って皿に盛る。
頭の部分は棘が多くて好まない。
僕は丸干しのイワシを頭から食べる。
滋味である、美味しいのである。
氷頭なますを大根おろしに混ぜた。
やっぱり薄切にしないと軟骨が柔らかくならない。
しかし、氷頭ナマスというのもすごい食べ方である。
まさか鮭もこの食卓で僕というコロニーに招き入れられるとは思いもよらなかったろうな。
風呂から上がって嬉しそうに夕食を食べる。
酒は二杯にさせてもらっている。
最近の発見は、お茶を一杯用意しておくと、お酒の三杯目を欲しがらない。
そもそも、2つコップを用意するのも、今何杯飲んだかわからなくなるからだ。
料理を最後まで食べるプロセスで何か液体のものが足りなくなるようなのだ。
だから、3杯目はお茶を用意しておくのである。
そういえば、母も父と夕食を食べるときには「もうお酒やめてお茶にしなさい」と言っていたものだ。
母が亡くなってからもうすぐ3年だ。
多彩な生命を少しづつ。
朝の鮭に加えると3種類の魚が乗っている。イワシの丸干しはワタの部分を切り出した。
卵焼きに豚ロースのソテー、真っ先にソテーから食べている。
美味しそうなものから先に食べる。
一緒に食べると何が美味しいのかよくわかる。
それによって、毎日のメニューを考える。
母が家族の食事を考えるということは、そううことなのだろう。
次の本の主題である。
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