幸運な病のレシピ( 841 )夜:手羽悪魔風、ホッケハタハタ干物、レバニラ、豚バラ漬け焼き、ヤゲン軟骨焼き、汁

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/12/23の食事 】



手羽先は開き方を工夫した。うまく開けた。
レバニラは得意なのだ。いろいろと手順や粉の量や質を変えていつもチャレンジしている。
今日は余りレバ臭くないと妻に褒められた。



ハタハタは干し始めてから2日目だ。
乾燥してくると内臓の水が飛ぶので、焼いた時に卵や白子が食べることができて嬉しい。美味しいということは「僕というコロニー」にとって意味がある。

「一物全体食」という食事に対しての考え方は「皿の上の物を栄養素に分解する(カロリー栄養学)」考え方の対極にある。


生活習慣病とは「食事から生命を受け取る」という思想を失った私たちの毎日の食事が「身体という現実に」現れたものだ。

忙しいからという理由で食事を外注化する。しかし、忙しいからといって「生活習慣病の人生の終わり(多分苦しい)」を迎えていいのだろうか?

「自分に寄り添った食事」にはもっと大きな価値がある。



汁は食卓のキング。誰もが満足できる。
調理時間も短い。後から温めて食べてもうまい。肉、野菜の種類を変えることで全く違った風味が出る。
季節の料理である。


豚バラブロックは楽しい。
じっくりと加熱するとラードが出るので別な容器に移しておく。
鶏むねの調理に使うといい。
昔はご飯をこれで炒めたものだが、遠い夏の日の花火の様だ。
思い出すのは素晴らしいが、暑くて蚊に刺されたり歩きつかれたり、辛いことは忘れてしまう。



やげん軟骨は難しい。焼き鳥屋さんで食べることはあったが、家では買うことはなかった。あっさりしすぎている。
今回ラードと合わせて調理したらうまい。
包丁で細かく刻んでも何か調理に使えるかもしれない。
うまいということは僕の身体のマイクロバイオームが食べろと言っているのだ。



父の食事、今日はにぎやかにできた。
カキフライ、鳥手羽悪魔風、白和え、ハタハタの卵のところ、豚バラブロックの照り焼き、レバニラ、ハマチの刺身、サーモンの刺身、汁(豚しゃぶしゃぶ肉と野菜一式)、キャベツスライス、ヨーグルト(フレッシュリンゴ入り)。

毎日作るたびに母を思い出す。
母にもこの料理を食べさせたかった。
1月5日で母が亡くなってから3年が経つ。
そして僕は30年後何を食べているだろうか(生きていればだが)。



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