幸運な病のレシピ( 434 )昼:タケノコ工場、「2018年のタケノコ」ちょっと見てきたら意外と出ていた。11+8+12+9=40
2018年のタケノコにはこちら。
今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/5/4の食事 】
今日までに偵察に行っては少しずつとってきた。
皆、色々な方に差し上げて無くなった。
仕事が少し一段落してので、軽い気持ちでタケノコ山に行ってきたら昨日の雨で大きく伸び始めていた。
明日は子供と行ってとってこよう。
30本はいくだろう(笑)。
コンロをもう一つ用意してアク抜きをすることにする。
まさにタケノコ工場になるのである。
僕は平野屋という天ぷら屋さんに7年務めた。
と言うか父の本家である。
食品を作っては料亭や小売店に卸している会社だった。
軒先を借りてソフト会社の事務所にした。
従兄弟が社長で、色々な勉強になった。
いまでも付き合いがある。
一昨日もタケノコを1つ差し上げた。
そしてその平野屋には大きな鍋があった。タケノコをアク抜きするためにお借りすることにした。
この鍋て沢山の胡桃豆腐・ごま豆腐を作り、スーパーに卸して年間一千万の売上があった。
そんな由緒正しい鍋なのである。
やがて、スーパーの統合が進み、大手のスーパーが力を持っていく。
味にこだわり、利ざやの出ない商品は売り手にとっては自分たちの競争力を落とし、死活問題につながる。
地元のメーカーは切り捨てられて、大量生産の商品に取って代わられていく。
グローバリズムは私達の生活を根本から破壊した。
しかし、それは開放でもあった。
次の本にはこの体験も色濃く反映される。
Iさんは母の親友で、大変お元気だった。
「あいちゃんが亡くなっても来てくれるんだ」と驚いてくれる。僕が小さい頃、いつも遊んでくれた。
近所のTさんは、僕が小さい頃いつも遊びに行った、最近は足が痛み辛いそうであるが、喜んでくれた。
温かいうちに母の親友や隣近所にお分けした。まだ温かいタケノコをアク抜きの汁ごと鍋に入れてお持ちする。
まだ温かいタケノコは喜ばれる。
ワサビ醤油でそのまま食える。
味噌汁に入れても美味しい。
残りは、明日、皆配るのである。
父の夕食。
タケノコの汁を作った。
皿の小物は数日に作った残り物と、刺し身2種にお惣菜である。
煮しめと麻婆が賑やかさを増す。
タケノコの刺し身(アクを抜いたものを少し洗ってわさび醤油で食う)も付けた。
3時間前まで地面に生えていたタケノコである。
旨くないわけがない。
やっぱ、ビールがいいが、日本酒でもいい。
困った。
煮しめがあると食事の組み立ては楽だ。
厚揚げが、お腹を満足させるし、鳥は旨味を出してくれる。
汁を作るだけで今日の晩御飯は済んだ。
子供は少し物足りないだろうから、食べる頃に肉を焼く。
そして自分にあったご飯を食べる。
子供と妻にはロースの薄切り肉をパン粉を押し付けて、ガーリックオイルでゆっくりと揚げるように炒める。
トマトと粕漬けを出した。
イタリアンのカツレツの要領である。落合さんの本で昔呼んだ。
まさに雨後の筍であった。
いくつかは、もう食べれないくらいに伸びていた。
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