幸運な病のレシピ( 87 ) ハンバーグ、白子と豆腐、汁は失敗やっぱ手抜きは駄目じゃ

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明け方から仕事して、くたびれて、池の掃除をしたら顔中蚊に食われた。
今日の昼はオフにした。
とは言っても、昼寝して買い物行って帰ってきて飯作ればもう夜である。
買い物は大変だ。
随分久しぶりにハンバーグを作った。


白子がやすくなっていた。嬉しい。秋である。

味噌汁が好きだ、飲み屋で出ることの多いポン酢はそんなに好きではない。
沸騰しているだしで煮て豆腐とネギをちらして醤油で味を整えるだけである。
白子はよく煮たほうが美味しい。



十分煮えて固まってからはさみできるのが良い。
生のうちに包丁入れると組織が崩壊してドロドロになってしまう。

母は、大根のイチョウ切りと白子の味噌汁をよく作ってくれた。
秋の味である。言葉を覚えられない僕は「脳みそみたいなの」とよんでいた(注1)。
あまり気持ちのいい表現ではないが、味もこんなものなんだろうか?




少しひき肉が余ったので、明日また作ることにした。
パン粉が多かったかもしれない。



パイ皿で押す技を応用したら美味しく出来る。
厚めに作ると火が通りにくいのだが、パイ皿で弱火にすると通りやすい。




下茹でしたジャガイモと人参を肉を上げてソテーする。
少しジャガイモが多かった。



肉を戻してフタをして蒸した。

肉の旨味が落ちながら全体が蒸し上げられていく。



先日のデミソースを使った。
赤ワインと合わせた。
しょっぱすぎると嫌なので塩味を控えめにした。

ケチャップか醤油か塩かソース、コンソメ、鶏ガラ。
何で塩味をつけるか考えどころである。
まだ、味噌はやってことがない。



味を整えたソースに肉と野菜を戻す。


父と食事である。
妻と息子はもっと遅い。
今日もビール飲んでしまった。
と言うか、それ以前に買っているのである(笑)。
もっと前に、飲もうと思っているのである。




味付けに少し問題がああった。
デミソースは何かと合わせて塩味を強めないといけないのであるが、ケチャップが良いようだ。
醤油との味付けにして失敗した。
妻との反省会(笑)で、そういうことになった。









料理の本質は後片付けにあり。
おおよそ20分の作業である。
父の食事が終わるまでの間に片付ける。
ハンバーグ弁当買ってくれば、この手間はいらない。


今日の反省点
汁は手を抜いたら美味しくない。
やっぱ料理は手間をかけるとうまいのだ。



生肉を使っている時に、レンジ周りに出来上がった食材があったのはいただけない。
カメラに入れようと思い、フライパンの横で空気を抜いたのである。
ちょっと急いでいたと言えばそれまでだが、致命的である。


安心と安全が調理には求められる。
平野屋でベーコンを作っていた頃、ハサップについて保健所で習ったのである。


あの頃の体験は貴重である。





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注1 : 言葉を覚えられない僕は「脳みそみたいなの」とよんでいた
小さい頃、食卓が怖かった。4つ年上の兄が僕を試験するのだった。
食材の名前を言えないと馬鹿にされたのである。

鮭と鱒との区別がつかない上に、サーモンなどというものまで出てきたからなあ。
僕にとってはみんな『赤い魚』だった。
母は優しく、赤い魚と読んでくれた。

小学校6年制になっても九九を間違える僕を本気で心配した母は担任の女の先生に相談した。
先生は、大人になったら九九くらいできるようになるのだから心配しないでいいと行ってくれた。
今だったら学習障害と言われて特殊学級に入れられるところだね。

未だに七の段は七から先に言おうとすると間違える。
あの頃、何度も言わせられたために間違えて固定化したのかなとも思う。
一緒にお風呂に入って、風呂桶の中から間違えないで言うまで入っていた。。
九九を間違えるたびに、母を思い出す。
七の段を間違えるのは、僕の大事な一部である。