写経その後 写経な日々

以前、写経をしていると書いたのだが、なんとまだ続いているのである。

先日、父の兄(僕の叔父さん)のところに行ってきた。車で15分ほどの介護施設である。実に綺麗なところである。

とても立派な硯(損じ中の物)があったので何を書いているか聞いてみた。なんと写経しているという事で、練習していたものだという事だったが、二枚いただいてきた。
子供に、綺麗にかけたものを残したいという事であった。実に綺麗な字でやはり、昔の人は字が綺麗である。
その偶然に驚くと共に、俺は好きな様にかけばいいのだと達観した(笑)。

叔父さんの前で、手本を見ないで(暗唱しながら)半分書いたら、えらく褒められた。なんとも嬉しいものであった。
あまり話をした事もなく、話題に困る事が多かったが、写経の話で盛り上がった。その後昔の思い出などを二人に聞いた。聞いた事もない話をたくさん聞けた。
帰る車の中で父に「ありがとう」と言われた。いいえ、それを言うのは僕の方ですよ。

次にお邪魔するのが楽しみであった。


自分流にその時の子事で強調したいところを強く大きく書き、毎日の言葉(日記的)を入れる、ことで、面白いものが出来上がる様な気がした。
「自由写経」と呼ぶ事にした(笑)


まだその日の言葉は書いていないが、数日後のものから書いてある。
全部は書いていないが、全体の1/3くらいまでで、僕はこの辺までが一番好きである。





今まで書いたものを数えてみたら、ちょうど100枚書いていた。
今後は書いた日数と枚数をインクリメントする事にした。





最近は写経セットを用意して、持ち歩ける様になってきた。


 
正露丸の瓶に墨汁を入れて持ち運ぶ。

 
毎朝一枚(または数枚)書いて、それを一番上にして、増えてきたら、新しい半紙を補充して、書いたものは一枚を残して保存箱に入れる。
最新の絶筆(?)を持ち歩く事になる。妻はおかしな顔をした。


 
コンパクトにまとまっている。




しかし、般若心経というのは面白い。
数冊の仏教関係の書籍を注文した。

般若心経に関して少し研究する事にした。

これも母のお導きである。





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