ニプロ:トゥルーピコ米国版が来た。テルモ社のメディセーフ フィットと結構差があるので研究しなければならないことになった。

テルモ社のメディセーフ フィットという血糖測定器を使っている。
30回で4500円くらいするので1回150円弱

そこでネットでの並行輸入を探したら、ここで、ニプロ:トゥルーピコ米国版というのが売っていた。

そこで6/6に注文をして、6/15日に届いた。
200回で11970円さから、一回60円弱である。


この差は大きい。
意外と簡単にネットで買えてビックリである。




自己血糖測定器は先の薬事法の改正で対面販売と販売に資格の必要な商品になったのである。
それまでは、どこのお店でも売っていたし、アメリカではスーパーでも買える安全な商品なのにである。

口の悪い人々(僕も入るのだが)は医者が一般人に買わせたくないのだと言っている。

僕もそう思う、運動と食事でこれだけ血糖のコントロールができるようになるのだから、ねえ。


あらてつさんのサイトで触れていた



来た測定器で、測ってみたのだけど、同じ血を使っても、この2つの測定器の値が違うのである。

まあ、異なった会社の商品だから、違っていて当たり前なのだけど、あまりに違うとちと困る。
今までの計測値をどう考えたらいいのかということなのである。

測定結果で毎日の生活のやる気や張りが大きく変わるから、結構微妙である。
そこで対照実験をすることにした。
以前、間を空けないで3回テルモ社の測定器で測ったことが会った。20mg/dlくらいの差がでたので、まあ、大らかに行こうと思ったものであった。

確かに違っているのだ。

どちらが正しいかなどということは、そもそも無意味な議論である。
A1cにより近く反映するのはどちらなのかと言うことである。


やる気が出てくるのは、どちらだろうか(笑)


数字を見てみるとわかるが、二プロの方が低い、また安定しているようにみえる。
6/16日の4:48の測定で差が大きかったのでびっくりして、2分後に再度、計測した時は同じように上がっている。
アドレナリンが肝臓からブドウ糖を放出させたのだろう。

【血をサンプリングするときの感じ】


どうも、テルモ社の測定器はチップに血を付けるときに上手く付けないと幅がでるようである。

注意してつけたのだが、テルモのチップは上手くつけにくい。
ニプロのチップは、最初は戸惑ったが、血がスーッと染み込んでいくというか、チップの中に入っていくような感じが分かりやすい。

【針の使いやすさ】

テルモ社のほうが上である。
一回使うともう使えないのも安全であろう。


ニプロ社は扱いが面倒である。
「穿刺器」にはめ込んで、針の先端のプラスチック片を外すのだが、針がむき出しになって、恐ろしい。
使い終わった時も、プラスチック片を突き刺して、「穿刺器」から外すのである。

チップの扱いやすさ

テルモ社の方がいいかなあ。
これは趣味の問題になりそうである。

ニプロ社のチップは薄くて小さいから処理も楽である。
しかしながら、密閉容器の中から小さいチップを指で摘んでくっつけるのは少し難しい物がある。

テルモ社のチップは小さなハット(帽子)のような中に入っていてシールを剥がして先端につけるのである。
指が一切チップに触れないから、安心である。
その分値段が高くなるのだろうなあ。


これだけで幾らかかったのかなあ?
150円*5回=750円
60円*5回=300円

合計1050円である。

しばらくは対照実験を続けてみたい。




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