いかに著作権法が歪んでいるかの証明 : mixiから引越し2008年03月03日08:59
京都大学でキャラクター(テンドンマン)を模したハリボテを建てたら著作権の管理会社から問い合わせが来て、京大は返事して、お目こぼし頂けて何て素晴らしい処置なのだというお話である。
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これはまずいんでないかい。
著作権というのが本当にひどくこの社会を蝕んでいる証拠だ。
そのうち、うちの子の落書きからも金盗ろうとし始めるのではないか。
本来法律は包括的に出来ていてもいい(と言うよりもそういう風にしか出来ないのだから)。
そして、実施の運用は、社会自身が決める物だ。こういう一つ一つの対応が判例(の様な物=前例)となって積み重なって行く事で社会自身での趨勢が決まって行く物だと思う。
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『いきなはからい』とかitmediaの記者は書いているが、少し考えろよな。
著作権会社がOKしなかったら金払っていたのか?
それは幾らで、今後、どうなるんだ?
こんな事がまかり通ったら、学校の体育さいとか、文化祭とかでハリボテ作るたびに金払わないといけなくなるぞ。
コスプレするだけで罰金盗られる世の中になるぞ!!
僕のお付き合いしている幼稚園では毎年トトロのハリボテ作るけど、金盗られかねないね。(あいつら盗っているのかなあ〜)
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今回、著作権側から問い合わせが来たというが、どういう問い合わせが来たのだろうか?
それに京都大学はどう返事をしたのだろうか?
その辺を取材しろよな。
学問の自由、表現の自由との大きな戦いである。
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ちょっと、クレーム付けて、恫喝するだけでトラブルが嫌な人たちはわずかな金なら払うだろう。ヤクザと一緒だ。
どれだけ大きな金が著作権の名目で動いているのか....とんでもない利権なのだ。
http://freedomorita.web.fc2.com/index.html
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[ITmedia]の記事より引用
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/29/news114.html
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京大構内に現れた「アンパンマン」のキャラの像。作者不明のこの像について、著作権者が撤去を要請せず、大学も黙認するという“粋な計らい”がネットで話題になっている。
2008年02月29日 19時33分 更新
京都大学構内に現れた「それいけ!アンパンマン」のキャラクターの像。作者不明のこの像について、著作権者が撤去を要請せず、大学も黙認。“粋な計らい”がネットで話題になっている。
「折田先生」。同大吉田キャンパス(左京区)の一角に現れる像(張りぼて)はこう呼ばれる。作者不詳、いつ誰が置いたのかも不明──ながら、京大生に親しまれてきた。ここ最近は毎年2月下旬ごろに現れ、受験生を励ます“季節の風物詩”だ。
今年はアンパンマンに登場するキャラクター「てんどんまん」の像が登場。「京大に愛と勇気だけの学風を築くために多大な功績を残した」などという文章も添えられている。
これを取り上げたのが、2月25日の京都新聞。Web版を通じてネットでも話題になったが、これがちょっとした騒動になった。
経緯を説明する京大のサイト
経緯を説明した同大サイトによると、「あまりに出来映えが良かったのか」(同大)、アンパンマンの著作権を管理している会社から京大に問い合わせがあった。学生の活動とはいえ、版権キャラの無断使用は御法度だ。京大が「実状を説明」したところ、企業からは「撤去要求はしないが著作物のイメージを損なわないようにしてほしいとの要請」があったという。
同大は「大学の管理区域に置かれている以上、その要請を無視するわけにはいかない。一番望ましいのは制作者が自主的に撤去すること」としつつ、撤去されない場合は「折田先生像が風雨に打たれ、誰がみてもみすぼらしい可哀相だということになった際に、当方で撤去せざるを得ない」と、「著作物のイメージを損なわない」という要請に“苦渋の判断”で従う方針を明らかにした。
大学サイトの文章の淡々とした調子も相まって、ネット上で一連の経緯が話題に。「ユーモアの分かる大学」「著作権者も大人な対応」などと好意的だ。
ちなみにサイトによると、歴代の「折田先生像」は何者かによって破壊されることが多かったそう。「今年はそのようなことがないように、無事折田先生像が役目を全うされることを望んでいます」
折田先生像の詳細は「Wikipeida」で。