著作権問題の事、不平等な社会は間違えている。 : mixiから引越し2008年03月26日17:30

本当に問題にするべき事は、何らかの形で委託を受けて仕事としている場合、その業務は明確に説明され、適切な出費で運営されなければ納得出来ないのである。

著作権問題の本質は、ピンハネして、それをごまかそうとしている連中をどうするかである。(と言うか私たちの今直面している大きな問題はここに戻って来る)



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権利者と一括りにするべきではないのだ。才能を費やし、努力して作品を作る人間と、別にその作品を流通して金をピンハネしている人間がいる。
JASRCの様な組織でもまじめに働いている奴から、ふんぞり返って高い給料とっている連中がいる。


著作権は、独占的、排他的な権利なので、集金と分配のルールが歪みがちである。なにせ自由な流通と競争が存在しないのだから。

著作権の問題は、透明なプロセス、公平な分配、不公平のない社会の実現に最終的にはたどり着く事になるのかも知れない。

なにせ、莫大な金額が全く公的なコントロールのないままに動き、社会的不平等の元となっているのだから。



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ローレンス・レッシグ先生が腐敗と呼んでいる状況を変える為の運動を推進している事、嬉しい物だ。







http://jp.techcrunch.com/archives/facebook-group-wants-to-draft-lessig-for-congress/

ここから引用(結局出馬しなかったそうである)

カリフォルニア州選出のTom Lantos下院議員が月曜日に死去したため、4月に補欠選挙が実施されることになった。スタンフォード大学ロースクールローレンス・レッシグ(Lawrence Lessig)教授は出馬するだろうか? すでにFacebookでは「レッシグを下院にかつぎ出そう」というグループが結成されている。(この記事を書いている時点で、メンバーは554人)。Lessigはフリーカルチャー(Free Culture)の提唱者、知的財産権の法学者、 クリエイティブ・コモンズのCEOとして知られるが、最近では政治の腐敗に関心を示していた。(このテーマに関するレッシグwikiはここに)。 レッシグがこの10年間にわたってつづけているフリーカルチャーに関する講演の最近の回(1/31)で、腐敗がテーマに取り上げられている。

Lessigが言う「腐敗」とは、次のような政治的プロセスの腐敗を意味する。

強力な権益というものは誤解の中にこそ身を隠すのだという基本的な事実がわれわれの政府には理解できないのだ。

私が「腐敗」と呼ぶのは単に政治家が買収されるようなケースを指しているのではない。私の言う腐敗とは、システム全体が金の力で異常なまでにゆがめられている状態を指す。…政治家は集中した利権がもたらす資金に飢えている。アメリカでは金の力に耳を傾けることだけが再選を保証する唯一の道なのだ。この「影響力の経済学」によって、政策は常に良識よりも金権の側に引き寄せられる。

Lessigは最近、Change-Congress.com(「議会を変えよう」)というドメインを登録している。もし彼が出馬を決意したとして、どうやって選挙資金を集めるのか興味あるところだ。やはりオンライン献金箱に頼るのか?