幸運な病のレシピ( 205 ) 夜 : 豚肉のソテー、鮭カマ厚揚げ合わせ炊、シマチョウ、鯵開き、汁
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汁はあっさり系にした。
この時期の白菜はうまい。
豚のしゃぶしゃぶ肉を入れる。
実に柔らかく、白菜と合う。
数日前の鮭のカマを厚揚げと一緒に炊いた。鮭のカマはほとんど皆食べることが出来る。
軟骨なども美味しい。
厚揚げは地元の豆腐屋さんのものである。明らかに大手スーパーに卸されているものとは味が違う。
しかし、その違いは買ってみなけりゃわからない。
シマチョウは、調理が難しい。上手に油を捨てなければならないのだが、そこにいつも苦労する。
味付けでないシマチョウは中々売っていない。
これを買えるのも随分離れた関西系のチェーンのお店である。
父は寝ていて、食事に来なかったので、料理を持っていった。
少ししたら、料理入れて持っていった「かご」を持って一緒に食べに来た。
仕事の話(年末納期で寝る間もないくらいである)をしながら父とゆっくり飲んだ。
今日は楽しかったらしく、4杯であった(小盛りでね)。
いつも考えるが、酒ってなんだろうかなあ。
やめろというのは容易いが、どうしてもそうする気にならない。
今日もいい日だったという。
「老人」とともに生きるということは、生きる意味を考えさせられる。
そう遠くはない未来の自分のと向かい合うのだ。
そして、父は、僕をねぎらう。
未来の僕が、見ているから今頑張れる。
また来週打ち合わせである。
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