ねじれ国会大歓迎

ねじれと言う言葉には否定的な意味合いが有るが、参議院衆議院与野党の比率が違う事がそんなに悪いのだろうか?

与党には困った事かもしれないが、国民には良いことである。

僕は、今のねじれを、実に正しい国民の政治的な判断だと思う。



自民党から役に立たなそうな連中が飛び出した。
自民党には少数の優秀な人材と引退を待つ爺さんと子どもと、残りが間抜けなオヤジ。

民主党はベストなタイミングで小沢を外す事で彼は命拾いした。(僕は四捨五入したら小沢派である。)


一つの政党が両院で過半数を握るとどういうことが起こるかは「自民党」時代に十分見たではないか。
充分な議論も行わないで国民に不利になる法案が通って行く。

二院制の良い所は充分な議論を行える所である。その為に大変なコストをかけている。
ねじれている事こそが重要かもしれない。


この民意の反映した選挙結果を深刻そうに「ねじれ、ねじれ」唱えているのはマスコミである。
やっぱ、マスコミはおかしい。

上杉さんはねじれで困るのは「まともに取材の出来ない無能な記者」だそうだ。誠にそのとおりだと思う。

上杉隆さんのポッドキャストを聞いてみよう。
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20100713_pate_uesugi.mp3

実に明晰な分析をしている。僕は大好き。

僕はキラキラは大嫌いなんだけど、上杉隆さんとビビる大木さんのお話は大好き。

管総理を「バルカン」政治家と断じているが、まさにそのとおりだなあ。
国民の人気の為に何でもやる男と言うのはそのとおりだ。

上杉さんを応援しよう。
http://d.hatena.ne.jp/masaya50/20100705/1278323719