外来種、歴史は地理にはかなわない
井上ひさしさんが「歴史は地理にはかなわない」と言うエッセイを書いている。
人々は争い、憎しみ合い、殺し合う。その根拠を歴史に求める。
しかし、隣に住んで、喜びや苦しみを分かち合う事で互いに打ち解けあって歴史的な禍根など何ら意味が無い事に気がつくのだ。
シェークスピアの昔からそう言う事になっている。
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青ガメ、ウシガエル、多くの生き物が外来種と言われ「対策」が必要だと言われている。
そもそもが人間の作為から彼らは広がってきている。
その力には生命の強さを感じる。
ただ単に、今ここにいると言うだけで「在来種」と呼ばれる。そしてそれは何の意味も無い。
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僕の娘もきっと遠い所に愛する人と行ってしまうんだろうなあ。
その土地では外来種なんだろうか。
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