福島での甲状癌

しかし、本当に学者ってダメだなあ。マスメディアでどうしてもっと書かないのだろうかねえ。

昔から学者は権力の側につく。
最低である。

原発事故と無関係であるなどと言っている、検討会座長の山下俊一福島県医大副学長、委員の鈴木眞一・同大教授はおかしいと思う。

既に子どもは癌の摘出手術は終わっているそうだ。
プライバシーを盾に、住所名前は出てきていない。

FUKUSIMAとの関係が無いということになると、補償はどうなるのだろうか?
親御さんの悲しみはよく分かる。
できうるならば、その悲しみを超えて、こういうバカ学者を告発してほしい。

甲状腺がんの子どもはこれから大量に出てくるだろう。
年々増えていくのだ。ここでこういうふうに隠そうとしてもそれは無駄なことである(有ってもらいたい)。




福島報告 (2013年02月23日)新たに2人の子どもに甲状腺がん見つかる
県民の健康情報は誰のものなのか
報告:藍原寛子氏(医療ジャーナリスト)

 東電福島第1原発事故の影響を調べる福島県民健康管理調査検討会が2月13日、福島市で開かれ、18歳以下の子どもを対象に平成23年度に実施した甲状腺検査の第2次検査の結果が発表された。それによると、甲状腺がんと診断された子どもが新たに2人、甲状腺がんの疑いの子どもが7人あることがわかった。これまでの発表と合わせると、がんが3人、疑いが7人、合計10人の子どもの甲状腺に重大な異常が見つかったことになる。
 子どもの甲状腺がんは、100万人に1人ないしは2人という極めてまれな病気だが、検査を受けた子どもの人数は38,114人(おもに原発に近い地域の居住者)。3人ががんと診断されたことは約12,000人に1人とかなり高い割合に上った。
 この割合について、検討会座長の山下俊一福島県医大副学長、委員の鈴木眞一・同大教授らは、会議や記者会見の中で、原発事故との因果関係について否定的な見解を示した。その理由として?甲状腺がんの進行は遅く、少なくても5〜7年後であり、いま発見された腫瘍は原発事故前からできていた可能性がある?疑いを含めた10人に地域的な偏りがない(ある市町村に集中しているわけではない)?検査機器の精度が以前より高くなったため、従来なら後年に発見されていたがんが前倒しで(=早期に)発見された―などを挙げた。

294654