将棋最高!
- 作者: 柴田ヨクサル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/03/19
- メディア: コミック
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はじめて将棋を指したのは小学校の頃だった。
兄といつも一緒に指していた。
うちには、箪笥屋さんだった母方のお爺さんが作った将棋盤がある。
おやじが駒を買ってくれて、いつも指していた物だ。今でも兄が新発田に帰ってくると指すことがあった。
昨年の末から、マサヒト君が指すようになった。
マナは中学二年生だが。小学校5年から指している。
マナとマサヒトは楽しそうに将棋を指す。この二人はいい勝負になりつつ有る。
2年くらい前からマサヒト君はチェスを覚えて、ぼくは80%は負けるくらいの腕前だった。
ハチワンダイバーを読んで彼も将棋を指すようになった。
ギリギリで2人に何とか勝っているが、負ける事もちょくちょくある。
奥さんは飛車角落ちでいい勝負である。
将棋と言うのは不思議なものだ。
僕は多分大した財産を2人に残す事はないだろう。
しかし、4人で過ごしたこの時間は、とても大きな贈り物になるだろう。
30年後、2人はいい将棋仲間であり続けるだろう。
何とも嬉しいものだ。
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今年の初めにチェスクロックを買った。2人が3000円づつ出して買ったのだ。
このチェスクロックと言うのがもの凄く良い。
20分切れ負けで指すのだが、「早く指せよ」と言う言葉が出なくなった。
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