右角と凛の物語 ハチワンダイバー#32巻
3/19に出ていたのだが、忘れていた。
昨日買ったのだが、やっぱ、スゲエな。
参ったのだ。
凛は孤児、親の愛を知らないで鬼将会でアサシンとして生きてきた。
彼女は右角の求婚に戸惑いながら死を賭した右角の姿に恋に落ちる。
右角は奨励会を年齢制限で去るという経験から人生の意味を失っていた。
そして、二人は共に戦うことで、ともに生きるという人生を見つける。
32巻、いいねえ。
その登場の時はここまで大きくなることを想像すらできなかった「凛と右角」。
素晴らしい。
この物語は、人生の目的を失った登場人物がそれを見つける長い旅を描いている。
ヤンジャンはかかさず立ち読みして、どうしても気に入った時は買ってしまっている。
受け師さんの『将棋の旅』の旅の終わリ方も秀逸である。
「お兄さんの桂馬」の伏線には泣いたなあ。
しかし、あの局面を考えていたのだろうけど、作者の構成力には賞賛する他ない。
真剣師という非常にニッチな世界を題材にしながら、普遍的な物語に昇華している姿は素晴らしい。
いやあ、ハチワンダイバー、スゲエなあ。
いよいよ、終盤が近いが、どんな終わり方を見せてくれるのだろうか。
ああ、待ちどうしい。
今日は、マナの進路が決まったお祝いの宴会である。
何作ろうかなあ。
計画しなくっちゃ。
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