町山智浩さんのポッドキャストがつまらない。
僕は町山智浩が好きなのだが、こまった、今回の町山さんのポッドキャストつまらなかった。
哲学を語るのは止めた方が良いと思う。
自分でも高校時代の先生の言っているレベルだといっているが、そんなものを聞きたいとは思わない。
後半の映画の話に絡んでいる所を話しているが、その辺だけで攻めれば良いのになあ。
先日のウイキリークスの件も思うのだが、映画の評論から離れてはいけないと思う。
色々と忙しくなるとそうなってくるのだろうなあ。
アフガニスタンで密告者(アメリカにとっては協力者)の名前がウイキリークスで漏れている事を絶対的な悪の様に論じている。
ではその土地に争いを持ち込み、彼らを引き裂いたアメリカは正しいのか?
密告者の為に多くのタリバンの兵士が殺される。
それはタリバンの方から見たら極悪人である。
ナチス占領下のフランスでのナチスへの協力者はどう扱われたのか知っているだろうに。
これから、アメリカが撤退して行く時に彼らはどれだけ死んで行くのだろうか?
ウイキリークスの為に死んだ人間の比ではあるまい。
僕はベトナムからアメリカが撤退する時にどれだけのボートピープルが発生したか思うとゾーットする。
密告者になる人の人生はそれなりに理由がある、どうしてもそうしなければならないからしたのだろう。
まさに実存である。
実存主義の一番の良い所は『正義』を否定している所だと思う。
例えば、人を殺した人間は悪人だと描くのが従来の描き方だとすると、その殺人者も同じ人間で、自分もそうなるかもしれないと描くのが実存主義的な描き方なのだ。
正義をどちらの側に見て自分をどちらの側に立たせるかと言う問題でもあるから、問題である。
アフガニスタンには大量のレアメタルがあり、その利権が歴代の侵略者の理由だと言う事を何かで読んだな。
けっしてテロの戦いでは無いと思う。
僕ら市民を殺そうとしているのは誰なのかをしっかり見極めなければならない。
爆弾や兵器を消費させたがっている連中が国を越え手を組んでいる図式を描いてくれよ。
あんんたならできる。