ハチワンダイバー序説

ハチワンダイバー 28 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 28 (ヤングジャンプコミックス)


ハチワンダイバーと言う漫画が有るのだが、もの凄く良い。


文学は常に人間を描く。
物語は人間を描く事で「人」のもっている普遍性を描こうとする。
人は矛盾を持ちながら生きて、葛藤の中で光をみる。

それが描かれたとき、単なる文字(絵)の羅列は科学となる。

この物語は、父と兄殺され、母を奪われた娘が敵討ちする物語である。
敵と出会う過程で青年と出会い恋に落ちる。

そして敵と出会いそこで、母が敵との間で子どもを作っている事を知る。

敵の魅力に捕われて、殺そうと思いながら、同時に取り込まれて行く。

戦いの中で、多くの味方、敵が登場して、その味方も敵もみな壮絶な人生を生きている事が描かれる。

そして物語はクライマックスへとなだれ込んで行く。

とにかくすげえ。
神話級の面白さである。


「かけ将棋」と言う特殊な世界の中でこの異常な物語は説得力を持ち展開するのだ。



何とか記事にする事で、この物語の素晴らしさを書こうと思う。

この漫画を買ったのは偶然だった。そんなにすげえとは思わないで買い始めた。
元々将棋が好きなので将棋(を主題とした)漫画は時々呼んでいた。
月下の棋士」と言う漫画が有り、映画では「王手」などと言う映画も好きである。
これらの作品との関連もいつか書こう。



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フランス折りの詩集 --->フランス綴じで或る事の判明

下記の記事を書いて、後から『フランス綴じ』とか『フランス装』と呼ばれる事が分った。
ネットにも沢山画像が有った。

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確か、誰かの小説で読んだことが有る様な気がするのだが......

昭和初期の小説だったと思うのだが......

『フランス折り』と言うのは、製本の一種で、小口の折りを切っていない本のことでペーパーナイフで切りながら本を読み進むと言う事を何かで読んだ様なきがする。

切り進んだ所まで読んであると言う事が一目で分かるのである。
しかし、何と言う小説の中に出て来たんだったっけなあ。

こう言う事は気になり始めると本当に気にかかる。


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最初に勤めた出版会社で先輩の女性が教えてくれた製本の仕組みを思い出す。
A4の紙を半分半分とおり進み16折りにしてページ数を面に書いて行くのである。
製版の仕組みが良く分かった物だ。




彼女は今どこで何しているだろうか。

そう言えば、その頃、活版印刷器を見たことが有るのだが、ビックリしたことを覚えている。
当時で、東京に数台しか残っていなかった機械なのだが面白かったなあ

その後MACDTPを進めて、活版を駆逐した写植業界を完全に消し去って行く。
僕はその時代にDTP側にいた。
そのノウハウがあったのでソフト会社に入れたのだ。
まだコンピュータが今の電卓並みだった時代である。



あの頃独立するのに買ったSE30は大事にしまってあるのだ。
HyperCard初めて触った時には感動したなあ。
結構FDに入ってスタックが有るのだけど、また見たい物だ。








思えば遠くに来た物だ。

あのまま、出版業界にいたら何していただろうかなあ。

そしてあの頃の僕は、ぼんやりとしか生きていなかった。

ハチワンダイバーにこの話は繋がるのである。


ハチワンダイバー 28 (ヤングジャンプコミックス)

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ハチワンダイバーってすげえぞ!

ハチワンダイバー 28 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 28 (ヤングジャンプコミックス)


ヤングジャンプと言うコミックで連載中なのだが、僕は今26巻まで買った。

そのうちしっかりと分析したいのだが、すげえ面白い。


今週のヤングジャンプをふと入ったコンビニで読んでみたら、もうグシャグシャに泣いてしまった。

レジでコンビニの店員さん、ビックリしていただろうが、表情には出していなかった。

ああ、素晴らしい!


物語は、或る一瞬を描きたい為にあるのだ。
そんな瞬間に出会えるのは大変な喜びである。



まるで自分の人生の様に感じて、涙するのだ。



そう言えば、新刊が出ている筈だ。
買いにいこう。




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シングルモルト大好き

数年前にシングルモルトウイスキーと言う分野(世界)があることを知った。

『カリア』というシングルモルトを買った。
これがまた旨かったのだ。
皆は消毒薬の様だと言うが、そこがまた良いんだなあ。

蒸留酒は糖質が少ないので僕の今の生活(糖質制限食)にも最適である。

土屋守さんの著作が良い事が分ったので、3冊の本を買った。

イギリスに行ってみたい。

モルトウイスキー大全」
モルトウイスキーの様々な事が、見開きのページに書かれている。
素晴らしい、ますますモルトウイスキーが好きになった。

スコットランド旅の物語」

この本は実に素晴らしい。

失われたものへの哀愁と、今そこに生きている人々の力強さ、生まれてくるものへ思いのが渾然一体となっている。

ああ、ハギス食べてみたい。


イギリス映画と言えば、「ブラス」「リトルダンサー」「ウエールズの山」「キンキブーツ」「フルモンティ」なんて言うあたりの映画が僕は好き。そして、思い出して、少し涙ぐんだ。


8ページの写真にバブアー(Barbour)を来た人が出ているのだが、僕のもっているモデルと同じであった。
僕のもっているバブアー(Barbour)はもう20年以上になる。
一回、イギリスの本社に送ってリペアしてもらった。

「英国カントリーホテルの休日」
この本も素晴らしい。
絶対イギリスに行ったら泊まりたいホテルを見つけた。


昨日、HIGHLAND PARK を買った。
旨かった。

良いことが有ったら一本買う事にしている。(良いことって、たったこれだけかい!)




僕のバブアー(Barbour)何年も着ていない。
MOORLANDと言うモデルで背中に大きなポケットがついているのが特徴である。

オイルも抜けてしまった。
記念品と言うには淋しいので秋にキャンプ行く時は着ることにしている。
袖口に皮が張ってあるが、イギリスの本社でリペアしてもらったものである。

20代の頃(20年近く前)、新宿のA&Fさんで、一目惚れして買ったのである。
A&Fさんは、今は大きな会社の様だが、その頃は新宿の職安通を行った所の小さなアウトドア専門店だった、
まだバブアー(Barbour)はここでしか買えなかったはずである。今はどこでも手に入る。

その時に凄く立派なパンフレットと、このステッカーを貰った。
貼るのはもったいなかったのでいまだにとってあるのである。


これを含めて、3着のバブアー(Barbour)を持っている。
袖のないやつと、雨合羽に使える薄い奴(いつもクルマに乗せている)である。
確か帽子も買ったのだが窮屈で使わなくなった。

ここで見る事が出来る。

英国上流階級のブランドと言う言い方はすこし嫌いだ。
野良仕事をする時に着るのだからねえ。

バブアー(Barbour)に関しては今度ゆっくりと書きたいなあ。
僕は大好きなのである。


228572

そろばん、playmapscube、利己的な遺伝子、仕様と言うのは......

夜中のスーパーで自学そろばんを買った。
無論、僕用である。
計算が苦手と言うよりも、数字を覚えられないのだが、これで弱点の補強になるかなあ。





少し寝ておきてgoogleのゲームを見た。
面白いなあ。
いつも、『同じ人間がやっている事だ』と考えることにしている。
しかし、面白い。まあ、爆発的にブレイクはしないだろうけど。
それより、昔、googleのタイトルの所で動いていた(今も有った)パックマンが好きだなあ。






利己的な遺伝子を読んでいる。
何年も前に図書館で読んで、そのまま買っていなかった。
『一つの真実の二つの見方 p.xvii』と言う表現が出て来るが、実に良く分かる。
システムの構築においても、同じである。
何で有ったとしても、お客様の所には一つのビジネスモデルが有る。
それは確実なのである。
そうでなければ、ソフトの依頼も来ない(当たり前だが)。
その一つの真実は担当者の見方も有れば、経営者の見方も有る。
そしてSEの見方と一致しているかが問題となるのである。
見積もりが有り、仕様書が有り、テスト仕様書が有る。
その結果作られたソフトに対しての検収が有る。
ソフトの仕様書作りと言うのは、人の目でみる事が重要。
そして、互いに同じ物を見ているかの確認のために仕様書は有る。
人という不可解な物が入って来るから、この仕事は困難なのだ。

利己的な遺伝子は古典の域に達している良書である。
この本が無ければ、生まれなかった事が沢山有る。


189340

破壊する創造者 読み終わった。

破壊する創造者 読み終わったが、何度読んでも読み足りない。

違った角度から様々な物が見えて来る。

凄い本だ。

何かまとめたいと思ったが、まだ何も書けない。

風邪はひくべきだし、ウイルスを殺すと言うのは自分の一部を殺すと言う事なのだ。

寄生生命はホストを殺さない。

自分は世界の一部だと言う事を実感出来る本だ。

現実に風邪で死ぬ人間はいるし、脳炎に発展する人もいるだろう。

しかし、人はビタミンCを体内で作らない事で風邪のウイルスとの進化を選択したのである。

面白い。


ウイルスは敵ではなく、遺伝子を他の種(種と言う概念自身が既に破綻しているのだが)に渡す大事なメッセンジャーなのだ。



ミトコンドリアすげーと思っていたが、ウイルスすげーである。







早く、金儲けしか考えられない泥棒製薬会社、馬鹿医者、厚生官僚など、いなくならば良いのになあ。
まあ、あいつらにも生活が有るからねえ。
それを考えると、不愉快である。



そう言う馬鹿どもがいかに結託しても、ウイルスには勝てない。
いい気味である。


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ちはやふる16巻

いいですねえ。
参りましたねえ。

僕は成長物が大好きなのだけど、この物語はまさにそれである。

競技カルタと言う非常に面白い世界を描いているのも嬉しい。

ああ、次の単行本が早く見たいと思いながら週刊誌を立ち読みすると、次の単行本の楽しみが無いし、どうすれば良いのだろう。


そのうち構造分析をしてみたい。

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