幸運な病のレシピ( 2602)昼:春キャベツのパスタ

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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



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【2021年3月24 夜】餃子の夜であった。10年の間に餃子をどう作るかも変わった。家族四人でしりとりをしながら、やがて僕一人がつくる様になり、今日は妻と二人で作った。
餃子作りは、統合失調症によく効く。
食事作りは時を記憶するものである。




【2021年3月25 昼】春キャベツのパスタ。春キャベツは中華鍋でガツンといく、牛肉はじっくり脂出してソースにする。パスタはオリーブオイルで炒めておく。夜は外でいただくので娘の夕食分も一緒に作った。
ただの野菜炒めとパスタを作っただけのようでも有るが、そのとおりである。
いつも鍋を2つ使う、一つは肉をじっくりと味を出して、もう一つは中華鍋でキャベツをガツンと炒める。
よく中華鍋は火力が強くないと意味がないと言うが、嘘である。この量のキャベツは、普通のフライパンでは出来ない。
蒸し上げるために上下を返すのが大事。
春キャベツは生命の味がする。これからしばらくは春キャベツの美味しさをいただくことになる。
その季節に一番美味しいものが素晴らしいのだ。
生命を運んできてくれる。




【2021年3月25 夜】新潟で串揚げ酒場はな咲くさんで飲んだ。友人の陶芸家の作品をお使いになっていると聞き、お邪魔した。
楽しいひとときを過ごせた。