「宗教なき時代の政治学」(5)Divide and conquer 銃規制・妊娠中絶は絶好のネタである。富の再分配の諸相。

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宗教とは何か、死を意識することで別な意味の豊さを求めるためのきっかけである。

金持ちはうまく生きる。金のある人間の元にカネが集まるのはこの世の中の時始まりからの理(ことわり)のようである。
「トリクルダウン」金持ちが豊かになると富が溢れてきて社会全体が豊かになる。という都合の良いおとぎ話があったが、すっかりなりを潜めたねえ。

しかし一面の真実なのだ。金持ちにおべんちゃらすれば大金が転がりこむ。行政におべんちゃらすれば補助金が手に入る。忖度の時代というのはそういうものである。モリカケ問題と言われる補助金の不正な運用(市民団体などがそう称している)はまさに、為政者のへの忖度から生じたトリクルダウンである。決しておとぎ話ではないのである。社会的公平さで富が分配されないのは問題であるが富は分配されるコトで価値をもつのだから、当たり前の話であろう。



「銃規制・妊娠中絶」いずれも貧乏人にしか縁のないことである。
金持ちは正式なライセンスを持ったボディガードに守られているし、レイプされて望まない妊娠する事もない。
お金持ち様たちには関係がないのである。

社会は深く分断されている。しかし、その分断を隠すためにこういったイシューは絶好である。




あたかも「銃」が人を殺しているように広報されるが、実際に殺しているのは「社会的格差」である。
構造的な問題であり、この構造をなくするためには「貧乏人」が一致団結してこの仕組みを破壊しなければならない。



しかし、問題は貧乏人も多くの場合は金持ちに雇われているのだ。
トリクルダウンというのは完全なおとぎ話ではない。
金は使わなければ意味がない。
使うためには奴隷が必要だ。
トリクルダウンというのは、金持ちが自分が楽しむためにカネを使うことで周辺の貧乏人が潤うことである。


そして、貧乏人が貧乏人を殺して金持ちを守る。


アメリカのテロや殺人は、金持ちを忖度する奴隷が起こしている。

ガンジーが生まれるには、社会の全体の奴隷が共感し合えるほどに奴隷を追い詰めなければならない。

社会福祉というのは、奴隷を分断するための大事なシステムである。

生かさず殺さず、いがみ合わせて足を引っ張り合わせる。





しかし、あいつらも、いずれ認知症になってクソまみれの人生の終わりを迎える。
家族のいない金持ちは奴隷に介護される。奴隷は淡々と復讐する。

ゴーン ウイズ シットである。






医師に失明を宣告され、一旦は自分の人生を投げた。

しかし、母のおかげで、もう少し時間があることに気がついた。

母を失い、父と暮らし、宗教の意味がわかってきた。

やっぱ、俺は宗教家に向いているかもしれない(笑)。
しかし、うまいもの食いたいしイイコトしたい。あくまでもカタカナのイイコトである。




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楽しそうである。
個人的には良い人達なんだろう。

そして、銃を取り上げる必要はない。
攻撃されたり、彼らの生活を破壊したりしなければ、乱射して関係ない多くの人を殺す事はないだろう。

問題は、政治的に金持ちに利用されている事である。



やはり、暴力は警察に任せるほうが良い(公平に駆使されるならばであるが........)。
信じるのが難しい世の中であるのが「宗教を失った時代」なのだ。




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