食事の価値(1)食事は餌ではない。関係性の中で共に生きるという事。


朝、マユが吠える、父が来た事を知らせてくれる。
明け方まで仕事していてうたた寝していたのだが、目が覚めた。
降りて、大急ぎで味噌汁作り、目玉焼きを作る。
僕の食事は余っているお煮しめが主体だ。


次の本の主題である。

人と人とのつながりは外注化できない。
共に喜ぶ事も、悲しみを共有する事も誰かに代わりにしてもらう事はない。

食事を作るという事は大きな意味がある。
どんなに頑張っても、生活習慣病に追いつかれるのは仕方ない。

しかし、生活習慣病の根本的な原因は「食事の商品化(外注化=低コスト化)」だと考えている。
それを生んでいるのは社会なのである。
コストが安くて誰もが喜ぶものは炭水化物である。
毒ではない。魅力的すぎるから厄介なのである。

個人(意識)が抗えるかどうかはわからない。
細胞とマイクロバイオームは大好きなのだから。



しかし、苦しみや不安に向き合うために共に支え合う事はできるはずだ。
その仕組みが「家族」なのである。



既に失われ、元には戻れない。
しかし、まだ道はあると思いたい。












片付けたら、マユのご飯の番だ。





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