2015梅干つくり(3) 紫蘇と合わせる

2015年の梅干し作りはこちら    前回(2010年)の記録はこちら

梅酢が十分上がってきたら、紫蘇と合わせるのである。
梅の樽からは、素晴らしい香りがする。

一旦、紫蘇から出ている汁は捨てる(アク抜きである)。
そして、少し洗って、梅酢を入れてよく揉む。



よくもんだら、梅の樽に合せて紫蘇でフタをするようにする。




小屋で仕事していると、おふくろが出てくる。
上手に作るねと僕を褒める。
これだけ道具があるといいだろうといつも話す。


後は、静かに土用まで重石(半分の重さでいい)をして寝かしておく。




3-4回外で干して、最終日は夜露にあてて、壷にしまう。
それはもう一月先の話である。

今のところ上手く行っている。


しかし、誰が梅干しを考えたのだろうか。

伝統食と言うのは面白い。
子供達は、梅干し作りに価値を見い出すだろうか?




うちのおやじの実家は乾物屋さんであった。
夏になると、紫蘇の葉で梅干しを2個ずつくるんで軍隊に納品したそうだ。

実家の裏庭で包むのは子供達の仕事だったそうである。

今年は少しやってみたい。


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