幸運な病のレシピ( 341 ) 朝:50日で 7.65kg 落ちた。70kgまであと15kg。2018年3月1日 58歳の朝。

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【 2018/2/28の食事 】 体重の推移はこちら

No 体重 前日比 累計 体脂肪率
50 2018 3 1 85.75 -0.40 -7.65 24.2%


1ヶ月で10kg痩せてみようと思って始めたのだが、そうも行かなかった。
「150日で22kg痩せる」と言うことにして、手を打つことにした(笑)。
体重というわかりやすい測定値には現れない問題が私達の生活の中に潜んでいる。

体重が出ているつもりで吠えたら体脂肪率であった。



減量が重要な訳ではない。検査値を正常にするために人生を生きるのではない。
医師は検査値を正常にする薬を処方する。しかし、そんな医療は患者を幸福にさせはしない。


死んでいい年頃になったら、人様の厄介になること無く、「健康にころりと死ねる生活であるか」が僕の望みだ。


最先端の医学や栄養学が、生活習慣病に対して全く歯がたたないことは実証済みだ。
痩せていても、ガンや脳溢血の恐怖は絶えることはない。



私達の権威に頼ろうとする意識にこそ問題の本質がある。

かつて「家族という装置」が守ってきた「自分にあった食事」は、すでに失われたのである。
自分で見つけなければならない。




この数年に起こった様々なことから色々と考えさせられた。
最初は糖尿病の食事療法を考えていた。
しかし、毎日の食事を組み立てていくうちに、僕らが何を得て、そのかわりに何を失ったのかに思いを寄せるようになってきた。

毎日食事を作ることで、実現できると思っている。
そして、毎日食事を作り続けることは難しい。




youtubeに毎日の食事作りを記録始めたら呆れられた。
しかし、段々見えてきたことも多い。
記録して分析することこそが、現実を把握する唯一の方法である。



厨房仕事は高度に専門的な技術作業なのだ。

「厨房仕事を馬鹿にして目下に扱うメンテリティ」はどこに起源があるのだろうか?

一流レストランのシェフを思い切り持ち上げる心理と表裏となっている。
僕のYou Tubeにも「お前は素人だろ」的なコメントをする輩がいる。


考えても見てもらいたい。僕らの母の時代には、外で食べるのは贅沢で、家族の食事は「素人」の母や妻が「祖父母の世代からのしきたり」を守り作ってきたのである。

そして、その「しきたり」こそが家族の遺伝形質とその土地で食べることの出来る食材、数多くのマイクロバイオームの調和をもたらしていた。同時に、「家族」は生き方を強制する装置でもあった。もう戻りたいとは思わないし、たとえ望んでも戻ることは出来ない。






どのレシピ本にも『食事作りは簡単だ」と書かれている。
そんなに簡単だったら誰でもやっている。
ふんぞり返った亭主が、パートで忙しく働く妻に傲慢に言い放つように聞こえる。

糖尿病の食事療法は「家族の協力が必要です」といつも言われる。
では、家族がいなくなったらどうする?


自分でやらなければならない。










家族を外注化した私達が終末を迎える「介護施設」では「政治的に正しく」て「公平な」扱いが保証される。
それは「誰もが不幸になる生活」しか保証されない。
そして「年老いた私達は」異を唱えることは許されない。
何とか変えたいと思う。

介護施設に20年務めている友人と話すことがある。
「自分の入りたいような施設」を設計することは出来るだろうか?
そんな施設のためには何が必要なのだろうか?

まだ社会に異を唱えることの出来る僕に何が出来るだろうか?






すでに私たちは、家族というものを「個人の自由」と引き換えに捨て去ったのだ。
そして、同時に『一人一人にあった食事』というかけがえのないものを失ったのだ。
そして、もう取り戻すことは出来ない。

しかし、まだ出来ることはあるだろう。
僕はそれを見つけたい。





健康は「外注化」できない。
食事を作ることは困難だが、その価値はかけがえの無いものである。
多くの人と、価値を共有したい。









早朝高血糖が収まってきている。
こればっかりは無理かと思っていたのであるが、僕の場合は飲酒と関連性が有ったようだ(とは言っても僕の場合である、そして飲酒には多くのメリットも有る。)。
測れば測るほど人の体の不思議さを感じる。
子どもたちに誕生日のプレゼントを貰った。



今日は飲みますからね(笑)。
人生は我慢大会ではない、しかし、強度試験でも耐久試験でもない(爆笑)。


今朝の食事、炭水化物を食べないことよりも多彩なタンパク質を少しずつ食べることのほうが重要だと感じている。
そして自分にあった食事を「市場」から得ることは難しい。
世界には、自分は一人しかいないのだから。



寝ている間に体重は減っていく
寝る前に体重を測り、4−6時間後に起きた時に測る。その後も排泄をするために起きたタイミングで前後に測る。喉の乾きはない。この小便は脂肪が代謝されたものである。毎日寝ている間に300-500g以上は落ちていく。ブドウ糖を作る糖新生の作用である。炭水化物を摂らなければ。落ち続けるのである。



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