2017年 春 庭いじりの贅沢 庭師さんが来た(1)
草を刈って、部屋に帰ったら、庭師さんが剪定に来てくれることになった。
毎年お願いしている方である。
8時にいらっしゃったので、打ち合わせをする。
池にかかっている楓の新芽を伸ばしたいとか、ここはつるを伸ばしたいとか、色々と話す。
母のことを思い出しながら庭を眺めた。
庭師さんは毎年2回、庭をいじってもらう。
あそこにこんな木があったとか、この木はなんという名前なのかとか、この時間は楽しい。
母が亡くなってから僕とは本格的なおつきあいが始まった。
実に誠実な方で、僕は好きだ。
母の新盆にはお参りいただいて、嬉しかった。
今年は一緒に片付けをさせていただこうと思っていた。
枝の落とし方などを習った。
勉強になる。
庭の周りのヒバ(確か別な名前の木だったが、母はこの名前でこの木を呼んでいた)を沢山切った。
亡くなる4−5年前から、生け垣の内側の木にカイガラムシが付いて困ると憤っていた。
数年前、昔からの「榊」がカイガラムシで倒れた。
既に母は神棚などに興味を失っていたので気にもかけなかったが、生け垣があまりに厚くなりすぎていたのである。
池の濾過器(湧清水)の話題はこちら。
池の濾過器(湧清水)が外からメンテナンスしやすくなった。
紫外線で循環している時に殺菌するのでイカリムシなどもいなくなる。
今年の春にモーターが回らなくなり、鯉屋さんに見てもらったら、修理にお金少しかかるようだった。
モーターの交換ということだった。
母が付き買っていた電気屋さんに話したら、見てくれて、軸を緩めて、少し叩いて、通電したら回った。
5分であった。
モータの原理を知っていれば、誰でも出来るということであった。
驚きであった。
さすがプロである。
昨年は3本ほど息子と切ったのだが、素人には荷が重かった。
あっと言う間に7本切って貰えた。
さすがプロである。
市内の作業着の専門店が7時から開いている事を確認して地下足袋と軍手を買いに行った。
一番大きな地下足袋が丁度よかった。
作業をしているうちに父も起きて来たがまた寝た。
「おうおう、良く切ったなあ」と嬉しそうである。
沢山の廃材があるので一緒に捨てることにした。
来週、昨年と同じように自動車を借りて、持っていく。