免疫の研究

糖尿病を研究し始めて、「免疫の事」は面白かった。

しかし、敵と味方に分ける考え方はどうも違和感があった。
ミクロの存在にとって、敵と味方などというものはあるのかという疑問だった。



特に、自己免疫疾患を考えると、話にならない。
まさに、誤爆であるが、本人(免疫細胞)は全くその自覚がない。
ただルールに従って、黙々と仕事をしているだけなのに非難される。
ガンなんかも、免疫が見逃すのが悪いと非難される。


アトピー、花粉症、リュウマチ、免疫関係の疾病は多い。
五十肩のような炎症系の疾病なんかも、入るかもしれない。

僕は、(糖尿病)真っ盛りの頃、歯茎から血がたくさん出ていたが、糖質をカットしたら数日で、血が出なくなった。
歯槽膿漏なんかも入るんではないかなあ。


考えてみれば、人体というコロニーに関しての統合的な観点が抜けている。

どうやら問題はそこにあると感じている。

860149