人生のラインダンス 血界戦線のエンディングに思う。
筒井康隆さんの『我が良きウルフ』と言う短編がある。
ウルフとルピナスキッドの物語の後日談である。初めてこの物語を読んだのは多分中学2年の頃だろう。
ガープの世界と言う物語がある。僕は大好きなのである。どこが一番好きかというと、最後のエピローグの部分である。
登場人物のその後が描かれているのである。
最近「血界戦線」と言うアニメにハマっているのであるが、このエンディングのラインダンスがいイイのである。
人生を終わるときに見えると言う「走馬灯」を連想する。
そういえば、走馬灯って実物見たことがない。
どこかで入手可能であろうか?
実験した人がいる。中々頑張っているなあ。
エンディング中毒という言葉があるようで、まさにそうなってしまった。
ああ、誰か未来少年コナンのラインダンス書いてくれないかなあ。
ナウシカのアニメージュ版とか、ラピュタも見たい。
考えてみると優秀な物語は、エンディングにラインダンスが見える。
NGシーンなんかも、似たものであるなあ。
僕の人生のラインダンスはどんなものになるのだろうか。
長い物語が終わり、登場人物は、和解し許し合い、理解し合う。
それぞれの状況の中で懸命に生きる「敵」こそが味方であり、友でなければ裏切り者にはなれない。
しかし、こんなに豊かな二次創作が、著作権法の「非親告罪」化はどんな影響を与えるのだろうか?
鼻歌歌ったりコスプレしたりするのにもカネがかかる時代が来るのだろうなあ。
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