糖尿病の食事学 シーズン2 糖質制限の日々  死に至る病の記録

2015/6/17(水曜)
今日は1100m泳いだ。20−25分くらいの時間であった。
今度ストップウオッチ使ってみよう。

血糖値の下降が運動前と後で -64mg/dl 
  [  161mg/dl ->  97mg/dl  ]
だった。

計測開始以来初めての二桁である。(計測器のメーカー変えたので低めに出るのだが.....)


しかし、何とも嬉しくてやる気が出てくる。
数字で、自分のやっていることが反映されているのを見ると、自分が人生をコントロールしている感じがする。
自分で選択した瞬間瞬間を生きているという感覚は何者にも代えがたい。




かつて、内科に通って薬をもらっていた頃の自分はそんなこと考えられなかった。
薬を貰いながら、医師に怒られないように生活をしていたのだ。
水泳しているというと、医師に褒められて、喜んでいたのだから今考えればアホらしい。

今後、何らかの形で薬を服用するかもしれない、しかし、それは自分自身が「自分の生」を生きることを選択した上での事になるだろう。
今少し頑張れるような気がする。
しかし、自己血糖測定は強力である(使い方によればであるが)

測定 2:30 朝一 158mg/dl 85.8kg(25.6) +6
測定 4:40 149mg/dl -9
測定 9:20 136mg/dl +8
[朝食] 9:25 味噌汁、ゆで卵、
疲れて寝ていた、軽く食べた
[昼食] 12:00 味噌汁、ゆで卵、ゴーヤキャベツ挽き肉、トマト
測定 12:30 161mg/dl +31
運動 プール 1100*1  昨日より1往復プラス
測定 13:00 97mg/dl -64
測定 15:00 120mg/dl +23
[間食] 16:00 味噌汁、残り物
測定 16:00 135mg/dl 猛烈な空腹 +15
[夕食] 18:00 八宝菜風、モツ煮、飲んでいない
測定 19:00 142mg/dl 猛烈な空腹 +7


炭水化物で足りないカロリー(満腹感)はチーズとゆで卵で摂る。

キャベツが4g/100g程度の糖質なので、+20mg/dlくらいのアップになる食事ではないかな。
トマトはトマトは50g位だから、2g=+6mg/dl
ブロッコリーは意外な伏兵で 6.7g/100gでどのくらいかなあ 50gとして3.5g=+10.5mg/dl

25.5gの糖質摂取で血糖値は30〜40mg/dlのアップであろうか。
朝飯後は測り忘れたのが残念。

しかし、3時間後に少し食べて、測った時が+31で3時間の降下予想分と駆け引きするとまあ、そんなものかなあ。


もう少し続けると、僕の血糖値プロフィールの仮説ができてくると思う。

仮説がなければプランは立てられないし、見直しも出来ない。

アドラー的に言えば、ライフスタイルである。
未来を予想するための大事な情報である。

仮説としては、以下の要素が考えられる。


1)安静時(や、色々な状況で)の消費血糖値=30分くらいの単位での降下割合

2)運動時の消費血糖値=運動単位での降下割合

3)セットポイント=これ以上に下がらないように「糖新生」などで補われて恒常性を維持する数字

4)食事ごとの上昇単位=どれだけ炭水化物が含まれていて、血糖値にどう反映されるか



多分、この要素と朝の血糖値がわかると随分予想できる。


一番大事なのは「朝の血糖値」をいかに下げるかである。
夜中のインシュリンの出方と、暁現象などの要素を勘案して、セットポイントに近づける努力を体の恒常性は怠らない。
素晴らしいものである。
しかし、その頑固さに時折腹が立つ。いかん、怒るとと血糖値が上がる。


またメンタルな絵以上も考えなければならない。
アドレナリンは血糖値を上昇させる。
しかし、この要素は予想が不可能なので後で帳尻を合わせなければならない。

僕の体験は、ひとつの例にしか過ぎないから、普遍性は持たない。
しかし、この体験から見つけた考え方は、通用する人もいるだろう。
そして、何かを見つけるための方法は普遍性を持つはずである。

帰納と演繹の関係である。システム開発という仕事で培ったノウハウである。





右足のスネが、昨日から痛いのが少し心配である。
泳いだら直るかと思ったのだが、治らなかった。
ますます痛む。
妻に話したら、きっと、マユの防壁に打ったに違いないと言われた。
併発症にそういうものが有るか、糖質制限に有るか探したのだが、あまり気にしないでおおらかに生きた方がいい。


599364