血糖値検査キットの感動

2015年4月29日に血糖値検査キットを買った。
もうすでに30個のチップと針の組み合わせを3回買っている。


結論から言うと実に素晴らしい。
励みにもなるし、次の戦略を立てる目安になる。

そこで、少し気がついたことを書いておきたい。



【買うとき】
ネットでは「針とチップ」が買えないので、近くのお店に行って買うことがおすすめ。
これらのものの販売には免許がいる。
僕の場合は、薬剤師の先生と知り合いになれて、色々と話が聞けてとても良いことだった。

月に1つくらいずつ売れるそうでビックリである。
インシュリン注射の治療を始めると保険で買えるそうなのだが、僕のような人間(勝手に図りたい人)には30回分で4500円はたしかに高価である。

最初の頃は失敗するので、結構辛かった。
血が少ししか出なくって、別な穴を開けて、チップは変えないで2回つけたりすると高い値が出たりすのでもったいないけど、毎回変えた方がいい。


テルモの「メディセーフ フィット」と言う商品を勧められたので、買った。


【一番の効果】

食事療法は実に難しいのだが、その難しさの一因は仮説を検証する手段がないところである。
基本的にA1cの値を毎月計って適切な値に近づけていくのだがそれが難しい。
月一回ではあまりに荒すぎるし、どの食事が良くてどの食事が悪いのか見当もつかない。つまり、一回一回の食事が果たして適切であるのかがわからない。

これでは、的に狙いを付けられないまま、射撃するようなものである。

そこで食前->食後->3時間後の血糖値の推移を計ってみた。

何度かはかるうちに、食後30分でピークに成る事がわかった。
「食前に計り、30分後に計り、2時間後の測る」この3回を測ることで一回の食事を評価できる。

当然食事というイベントで血糖値はアップするのである。
基本的に「インシュリンスパイク」を避けるような食事を目指している。


また、「糖新生」がどのように働いているのかも類推が可能だ。


今度運動も適切な検査方法を考えてみよう。



また、毎日の生活がこれでいいのかということもチェックできる。
こちらは定点観測に成る。
毎朝起きて最初に測るのである。


この数字が、励みになるし、指針と成る。


【大事なこと】


大らかに成ることである。
ダイエットというのは、時間がかかる。
継続することで、徐々に体質が変わり、体に反映されてくる。
焦ってはいけない。

そしてダイエットは、長期的に継続できることが重要である。
自分自身が継続的に変わることである。


検査キットで出た値は、おおまかな値なので、僅かな上下で一喜一憂しないことである。

同時に2回指を変えてはかった事があるのだが15くらい違った。
人の体も刻々と変わるし、静脈側の血と動脈側でも違うだろう。


大事なことは、大きな目標を達成することである。


【戦術と戦略】

なんだかんだ行っても最大の目標は、「死ぬ瞬間まで元気」である。

その為に人生を生きるのである。

大きな枠組みの戦略を立てて、毎日の戦術の組み立てを考える。

僕の場合、糖尿病網膜症からの回復が一番外側の戦略である。
無論出来ない可能性もある。

その内側にはA1cを適切な値にするという戦略があり、毎日の食事を適切なものにするという戦術が有る。

A1cの検査は1-2ヶ月に一回と考えられるので、その間の食事が正しいかどうか検証する方法がないのである。

例えば、ミネステローネは

「満足を与える 対 血糖値を上げる」と言うトレードオフにおいてどう評価出来るか。
作るためのコスト(時間、原価、手間)に対して、選択するかというトレードオフが成立する。


今のところのNo1である。7mgしか上げない上に3時間後に-8mgという計測があった。
金額的にも安い!!

こうなってくると食事作りの技術の問題と絡んでくる。






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