お煮しめはソールフードだなあ

新年に入ってからお弁当を作っている。

僕はお弁当をいかに作るかの研究家である。

お煮しめを週に二回作り、毎日一品として持って行く事で良いことが沢山起こる。
大体3日くらいで食べ終わる量を作る。

大事な所は大きな鍋を使う事である。
材料が一段に並び煮汁がヒタヒタにならないといけないのだ。


味付けの濃さが重要である。
煮詰まった時に丁度良くなる様に、濃すぎて野菜の旨味が隠れない様に。



手順

1)麩をお湯で戻す、こんにゃくを切り、鍋で茹でる。

 出来上がりの高さの3倍くらいの所まで水を入れる。
 ダシ醤油、酒、味醂等を入れる。
 タケノコを入れる。

2)根菜を切って鍋にどんどん入れる。
 下茹でが終ったこんにゃくを入れる

3)鍋のお湯が煮立って来たらホタテを入れる。

中火で煮込んで行く。

うちの一番大きな鍋である。

車麩を使う。



玄米飯に、庭で採れた梅を添えて、煮しめを一緒にもって丼で食らう。
旨いぜー。


道と言う映画でアンソニークイーンがペンネを丼みたいな器に盛って食うシーンが有るんだけどそれを思い出す。




材料の表 ●=必須 ◎=オプション ◯=満腹を狙う 

1 厚揚げ 植物性タンパク(大豆)味がしみて旨くなる。がんもどきでも良いが、僕は厚揚げが好き。
1 植物性タンパク(小麦グルテン新発田の宮村と言うお店の麩は全国的に有名だそうだ。京都では湯葉なんだろうなあ。この辺ではあまり使われていない。
1 ベビーホタテ 海産物タンパク。結構安い(200円しない)のでよく使う事が多い。
1 動物性タンパク:味が強すぎて僕はあまり使わない。少しだけ使う分にはいい。ショウガ団子にしてもいい。
1 牛肉とか豚肉 旨味が出るので良い。豚は脂が強いし、個性がありすぎるので使わない。
1 ゆで卵 動物性タンパク:おでんみたいになる。固く茹でて煮込んでいる時に壊れない事が肝心
1 つみれなど 動物性タンパク:魚のつみれ団子を茹でて使うことも有る。季節が良いと美味しい。大抵はイワシのつみれを卵と葱入れて茹でておいて使う。
1 竹輪 動物性タンパク:入れない事も多い
2 大根 根菜:小さめが良い。4等分の薄めである。
2 人参 根菜:ゆっくり長く煮ると美味しくなる。一番最初に入れる様にしている。
2 レンコン 根菜:薄く切るのが好きである
2 ゴボウ 根菜:味が強いので使う時はそのつもりにならないといけない
3 こんにゃく 調整:糸こんにゃくでも良い。板こんにゃくをひねって使うのも美味しい
3 エノキ 調整:使う事が多い
3 エンリギ 調整:最近は安い物が多い
3 椎茸 調整:干し椎茸でも美味しい。ドンコが有る時は前日のうちに鍋に水を張って放り込んでおく。
3 タケノコ 調整:5月に取れたタケノコを塩漬けにして一年中使う
3 ゼンマイ 調整:スーパーの水煮を使う
3 昆布 調整:気がついたら、はさみでチョキチョキ切って使う