「忖度」と「パワハラ・セクハラ・いじめ」の国(6) 民意は忖度を求めている、空気を読める事こそが国民の資格。

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いやあ、見事に民意が反映されたね。新潟県知事の選挙なのだけどね。



みんな「忖度」や「空気を読むこと」が好きなんだなあ。
まさに阿吽の呼吸こそを重んずる国だ。




ガラパゴスと自分自身を揶揄しても仕方がない。

アメリカの思っている事を「忖度」して、振る舞う「アベ」の姿を見れば「奴隷の国の王もまた奴隷である」という言葉の意味がわかる(今僕が作った)。
権力者は忖度する奴隷をかえり見ることはない。
だって、何しても文句言わないんだからね。





戦い、自分を貫く事は苦難の連続だろう。
しかし良いようにヤラれないためには負けちゃいけない。




米朝会談を見て、僕は米中国交正常化の事を思い出した。
あれだけ台湾を押していたアメリカがピンポン外交の後で日本抜きで一気に正常化だろ。

同じことを繰り返すのは、奴隷の国の宿命だね。
「アベ」は奴隷の国の王様。

そう思えば、特に憂鬱になることもない。


北朝鮮のち家にはレアメタルが中国の10倍は眠ているという。
今中国は世界の90%のレアメタルを握っている。
考えてみれば次の時代の覇者は北朝鮮である。

拉致問題を国内政治のマターとして社会党を潰した自民党にはもうこのレースには参加できない。
つまり、スマホやパソコンと言った機器を商売には出来ないということである。



しかし、「右翼ガチガチのトランプ」だから出来たことである。
国内の右翼勢力を黙らせることが出来たのはあの男だけであるから。

社会の不公平を可視化してくれたのも嬉しい。





面白かったのは「金正恩さん」をスター扱いしている世論である。
あのアメリカと互角にやりあった男である。
彼がどういう人がらかはわからないし、伝えられているイメージもどうなのかわからない。
独裁者に限らず政治家とはそういうものである。

拉致問題は重要な案件ではあるが、アメリカだってグアンタナモがあり、日本にも多くの問題がある。
南北の離散家族の問題を考えるとき、大韓航空機撃墜のことを考える時、ぼくは井上ひさしさんの「歴史は地理にはかなわない」という言葉を思い出す。

世界には引き裂かれた家族が多くいる、
その悲劇が心安らぐ結末にたどり着きますようにいつも思う。





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