幸運な病のレシピ（ 121 ) 鍋大国、「鶏モモフライ・レンコン・椎茸・芋天」ブロッコリー - 日々の糧としての写真 A LIFE LIVED IN FEAR IS A LIFE HALF LIVED

『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ宣言』はこちら『幸運な病のレシピ』はこちら

“Life is like a box of chocolates.You never know what you're gonna get until you open it up.”「人生はチョコレートの箱と一緒。開けてみなければわからない。」そして料理も一緒。味あわなければけりゃわからないとこも一緒だ。

昨日、鶏の唐揚げが意外と素早くできたので今日は残っていた鳥のモモ肉をフライにすることにした。

どうせなので、冷凍の白身魚と竹輪の磯辺揚げに欲を出した。
ふと見ると、椎茸があったので、手を伸ばして、ついでにレンコンとサツマイモを天ぷらにした。
思わぬ展開であった。

何とも騒がしい朝であった。というよりも俺が１人で騒がしかった。起きてきた直子さんの顔が楽しみである。

朝２時位から起きていたので、体感時間的にはもう昼過ぎである。

自分で作った天ぷらって意外と血糖値が上がらないものである。

天ぷらは、あげながら次にあげる材料の処理をするので意外と時間は無駄になっていない。
油を熱して、最初は冷凍物をあげて次に時間を食うものをあげる。
大御所が終わったら火が通りやすいものをあげて、最後は一番時間食うものをあげて、その間に後片付けをする。

鳥の胸肉は脂分が多いので粉を振って唐揚げが旨い。

モモ肉は、組織がしっかりとしている。
組織を切断するように切って、肉叩きで叩いて、粉->卵->パン粉てあげる。衣のバリアが熱をとおさないので、ゆっくりとむされていく。
上手くむされると絶妙な味わいになる。

組織の中に保持されている水分が蒸発しながら肉を蒸していく。鳥に関してはモモと胸で大幅に調理方法が違う。
無論、手羽先や手羽元では違った作り方になる。

モモのフライを時初めて食べたのは大学の学食だった。
最初トンカツだと思い、あまりに安くてびっくりした。
鳥カツとわかったが、こちらの方が旨いと思う。

おそらく、それ以前（1980年代）には新潟ではあまり食えなかった食材だったようなきがする。
値段の高さと冷凍技術の問題。

鳥のブロイラーでの飼育と鶏肉の流通量の関係を調査したいだ。

天ぷらが苦手な人は、多くの場合手順を考えることが出来ないとおもう。
料理を作る最終のタイミングを図り、そこに向かって、色々なイベントを来なしていく。
プログラム作りとよく似ている。
「クリティカルパス」を探す瞬間的な判断力が必要なのだ。

例えば、食べる人がスタンバっている時は、早くあがるものを最初に人数分だけあげる。
皆が食べだした所で、おかわり分をあげるというように手順を変える。

食事は皆で食べてこそ旨い。
昔は、奥さんが台所にこもって黙々と料理を作っていたものだが、僕は好きではない。

子供の弁当が出ていった後

父の食事を皿にとる。

僕の朝食である。鶏ハムとキャベツにマヨネーズである。満足できるまで食べる。結構つまみ食いしたからなあ。

みそ汁も有る。

血糖値はこんなカーブである。
前日にビール飲まないと違う。面白い。

８:00			食事開始
８:44	40分経過	174mg/dl	おそらくピーク
9:30	80分経過	132mg/dl	再測定147 良い下がり方
10:00	120分経過	83mg/dl	再測定94 嬉しい、一杯やるか

おまけ
父に作った冷凍チャーハンをスプーン3廃食べた。
幸せだった。
カツと、キャベツを山と食べた。

昼食を12時に食べて、40分後116mg/dl。
これまた幸せである。

2時間後170mg/dl。あまり幸せではない。

結構食べたね。これを昼食べて、夜また少し食べる。
9時過ぎても来ない時は、父のご飯は、ヨーグルトとキャベツにみそ汁を付けて持っていく。

【平野屋ベーコンの頃】

１９年前に会社が倒産させられて、父の実家の「天ぷら屋さん」のお店に机を持ちこんでソフトの仕事を始めた。

ベーコンを作ってネットで売ろうと思い『食肉加工業』の免許を取り、加工用の工場を作り、補助金を４００万円受け取った。

最終的には上手くいかなくて、廃業することになるのだが、7-8年ほどとんでもない体験をした。