眼科の先生のブログ

こちらのブログ面白かった。

本も注文した。届くのが楽しみである。


糖尿病性の眼底網膜症と診断されて、糖尿病専門の内科に行ったときのことである。

『治療して(インスリン治療して)血糖値が低くなると目に来るから眼科でレーザーしたほうがいい』と言われたのである。
「血糖値を低くするほか眼底網膜症の治療方法はない」と以前言われたことがあるのだが、明らかに違和感がある。



昨今の流行は「インスリン悪玉説」である。
これは僕が随分前から考えているのだが、内科医や糖尿病学会では認めるわけにはいかないのである。
これ「インスリン治療以外の方法」がない(と思い込んでいる)からである。
つまり、インスリンというホルモンは、体の多くの部分で様々な働きを担っている。
まだ私たちの医学はそれを解明していない。
ということである。



確かに、生活習慣病には「絶望のトレードオフ」が成立する。
「失明」か「眼底のレーザー治療+インスリン療法」の選択と言われたら、どちらのの道も崖っぷちにしか行かない道である。




僕は、自己血糖測定を行い、生活が変わり、血糖値を落として、眼底網膜症も安定して、何とか生き延びたのである。

「絶望のトレードオフ」にはもう一つの道があったのである。








しかし、生き延びたところで何になるのだろう。
日々の生活はバーンアウトの連続である。
まあ、糖尿病患者に限ることではないが。

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