システムとしての日々の生活、マクロとミクロをつなぐ市場経済

『糖尿病学』と『新しい家政学』が目指すものとはなにかと考えてみた。
「日々の生活」を変化するシステムとして捉えるという考え方にたどり着いた。

問題は、10年、20年後に結果が出る事に対してのアクションを今行えるかである。

自己血糖測定のように食事や運動の効果が即時に反映されるならば生活は変わる。
しかし、私達の生活と体の関係は複雑である。
アクションと効果の因果関係は簡単には見分けられない。

システムエンジニアとしては、「今うまく行っていないのならば、やり方に問題がある」ということである。
今から未来を予測することは困難である。
そして、自分自身を変えることはもっと困難である。


私達の「生活というミクロの世界での活動」では、「市場経済というマクロの力の流れ」を変えることは困難である。

まさに大乗と小乗の関係である。
ラングとパロールの関係でもある。

考えるべきことは多く、結論は遠い。
もしかしたら、永遠に結論にたどり着くことはないかもしれない。

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