糖尿病の食事学(9):誰が決めたんだろうか? 低糖質、糖質制限を巡る戦い

低糖質、糖質制限の本を探したらもの凄く沢山みつかった。
GI値を食事を選ぶ基準にするのである。


レビューなどを見ると、賛否用論であるが、面白い傾向がある。

糖尿病患者(予備軍)で糖質制限食を実践している人たちは絶賛である。
所が、医者、医薬品メーカー(と思われる連中)は批判的なのだ。

これは糖尿病が医者にとっての金つるである事と無関係ではない。

面白い、医者がまた自分たちの利益のために誤った考え方を固持しようとしている。僕の大好物だ(笑)。(うるおい療法を参照、アトピーに対してのステロイドも同じである)




早速色々な本を注文した。
届くのが楽しみである。




僕は医者(患者の苦痛を金儲けの手段とする様な奴らに限るが....が嫌いである。(職種に限らないで人口の何%かは常に泥棒である)


昔から、色々な本によれば、日本人の食事は非常に良いそうである。

摂取カロリーの構成比 『炭水化物(糖分)60% タンパク質(肉)20% 脂質(油・脂)20%』これが一番言いそうなのであるが、どこにその根拠が有るのだろうか?色々と探してみたが、どうも科学的な根拠は無さそうである。

確かに戦後の栄養学の基礎知識として、この比率は推奨されて来た。
しかしそれは戦後の食事環境(及び食物の供給状況)とその頃の日本人の状態に基づく物なのではないか?
今は、どこでも穀物由来のカロリーで構成される食物で一杯である。

穀物は、保存、運搬、換金性、加工のしやすさ全てにおいて優良なのだ。
だから、市場において良い商品なのだ。


そして、今、日本人の多くの人間が糖尿病(予備軍)である事は皆認めている。つまりは、今の状況が、この考え方が間違えていたと言う事の証明ではないか?
大掛かりな実験をして、その結果こう言う事になったのではないか?

丸元淑夫さんは、米食って、カロリーが一杯になる食事には、豆を多くとらないといけないと「豊かさの栄養学」で書いている。

また、社会学、経済学的な視点から食に対しての危機感を訴えていた。(特に晩年の著作にはその傾向が強い)



また読み返してみよう。


202925