コロンブスのコップの水の原子は今汲んだコップに250粒入っている。

おかしなデータブックと言う本のに書かれているお話。

コロンブスアメリカを見つけた時にコップに水を一杯大西洋にあけて、充分拡散したとする。
僕が、水道から汲んだコップの水の中にはその時の250粒の元素が入っている。

原発から流出した放射能を含んだ元素は、拡散して大気や海水、河の水に混ざり、生命に蓄積され、濃度を増やす。

濃縮され、人を死に追いやる。

放射能の場合はチト複雑だ。

死んだ人が焼かれた時に灰と共に放射能を帯びた元素は空気中に飛びまた雨で地上に降りて来る。

つまり、この地球全体が放射能で汚染され続けて行くのだ。

チェルノブイリで発生した放射能を帯びた元素は今も僕の体の中に有るかもしれない。(確実に有る)



生命と言うのは幾度もバラした元素をまた組み立てて作られている。
生命は元素のジグゾーパズルなのだ。

大体一ヶ月で人の体は新しい元素に置き換わっている。(髪の毛や骨は別だが...)

そのピースに放射能を吐き出す元素が入り込むのだ。




ヨウ素が怖いのは、子供が特異的に大量に吸収するからである。
甲状腺に猛烈に集められる。

だから、放射能汚染の情報はすぐに公開されなければならないのだ。
8日とかで半減期が終わるから安心だと言われる事もい多いが、1−2日隠蔽されただけで子供には致命的である。

チェルノブイリの子どもたち』で検索すると良く分かる。
0〜15歳未満の子供では、10年間で60倍の確率で甲状腺癌が発生していると言う統計も有る。(チェルノブイリの事故は公開さえていないのではっきりと被害は分らない)



これからの子どもたちの健康が心配である。



とにかく子どもたちは遠くに逃げさせてもらいたい。
まだ危機は何も過ぎてはいない。
進行中なのだ。




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