原子力発電所の作業標準

朝日新聞は、何を騒いでいるんだ。

他人の線量計を持って何度も働かせられたり、被曝の症状を訴えても取り扱ってもらえなかったり、原発での被曝者は多い。

東電の社員が頑張っているとか、まるで英雄扱いだ。

本当の英雄は、現場で最悪の条件で働かせれている下請けの人間である。




本当の英雄は、食う金もなく、職もなく、最低の条件で働かされる人々である。
もっと詳しく、ジャーナリストは報道するのが役割だろ。

ジャーナリストは東電の会長、社長、社員を代表するのか、被爆しながら働いている下請作業者を代表するのかハッキリしろ。


東電の社長や会長がマスコミの連中を接待旅行に行っている間も、多くの作業者が被曝しているのだ。
まあ、アゴアシ付きの接待受けているようではなあ。
既に答えは分っているが。

問題は、その金は、電気料から出ているのである。電力会社がどう電気料を使っているのかはきちんと報告されないと駄目だ。



闇に消される原発被曝者など、多くのドキュメンタリーで指摘されている。





朝日新聞から

最大180人、線量計持たずに作業 福島第一原発

2011年4月1日1時43分
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 東京電力福島事務所は31日、福島第一原発で作業員が受ける放射線量を測る携帯線量計の数が足りず、多い日で180人が線量計を持たずに作業していたと発表した。内規を改めてグループに1台で作業を進めてきたが、作業員が不安を訴え、他の原発から線量計を集めて全員に持たせることにした。

 発表によると、線量計地震前に5千台あったが、津波や建屋の倒壊で320台しか使えなくなった。このため、1人に1台持たせる内規を変更し、一定の条件下でグループで1台だけ持たせ、全員が同じ線量を受けたと見なしていた。

 グループに1台としたのは、事前に作業場所の線量を測って線量に変化がない、作業で受ける総線量が10ミリシーベルト以下である、全員が同じ作業をする、という条件を満たす場合に限り、持っていなかった作業員の線量も把握できていたとしている。

 不足分は福島第二原発や他の原発から集める予定で、作業が大きく遅れることはなさそうだという。福島事務所原子力技術グループの山中和夫課長は「作業員が不安を感じたことは申し訳なく思う」と話した。

 厚生労働省の担当者は「事実とすれば、重要な問題。原発事故が起きた現場で、作業員の健康管理をチェックできる状態だったのかどうか、今後調べたい」と話した。



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