眠れなくなった。風邪なのに。

8時くらいに寝たのだが、目が覚めて、今日来た本を読んでいる。
風邪で、節々が痛いのだが、目が覚めた。



回復への長い道のり 親ガイド ティモシー・J・カーン著 藤岡淳子監訳



凄い本だなあ。

親が、子供にいかにセックスを語るかに関して実に納得の行く事を書いている。

回復への長い道のり 親ガイド ティモシー・J・カーン著 藤岡淳子監訳
P82より引用

.......
2.性的な事を話す時に感じ対心地の悪さを少なくして行って下さい。性的な身体部分や活動(ペニス、膣、肛門、オーラルセックス、クンニリングス、フェラチオなど)に、適切な名称を使って下さい。あなたは、お子さんにとっての役割モデルです。ペニス、乳房、膣などについて話す時は恥ずかしがらないで適切に話して下さい。


忘れないで下さい。セックスは良い物です。もしセックスが無かったら、私たちの誰も今日ここに存在しないでしょう。私たちは子どもたちに、性的な感情をコントロールし、ふさわしいやり方で、他者を傷付ける事なく表現して欲しいと伝えたいのです。しかし、性行動そのものが、悪い事で、汚くて怖いものであると考えて欲しくないのです。
.....................

(引用の内容を一面的に捉えないで下さい、長い文脈の中でこの文章は意味をもちます。素敵な表現だったので引用しています。誤解を生んだとしたらそれは僕の責任です)

同書 P122
兄が6歳から16歳までの間、妹に性的な虐待をしていた事例が載っている。
兄からの手紙が載っているのだが素晴らしい内容だった。

いかにヒトの心が許し癒して行くのかが書かれている。


いつも僕と兄は兄弟喧嘩していた。
どう考えればいいのかなあ。
いつかゆっくり自省したい。





犯罪と言う形で社会に出てくる物はわずかな物でしかない。
そこに行き着くまでには沢山の水面下の出来事があるのだ。


彼らと僕らの間になんら区別は無い。シームレスに人は繋がっている。
僕は出来ているだろうか。
妻との関係は傷つけないで行われているだろうか?








眠れなくなった、会社行くか。

まだ24時間スーパーでお惣菜が半額になっていないかな(笑)。
半額になって、まだ美味しい物が残っている微妙な時間帯に着く事が重要である。


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回復への長い道のり 親ガイド ティモシー・J・カーン著 藤岡淳子監訳

回復への長い道のり 親ガイド ティモシー・J・カーン著 藤岡淳子監訳
『性問題行動のある子どもをもつ親のために』

が届いた。

一読して涙が出て来た。



性犯罪を行った子供の親に対して、カーン博士が行っている働きかけを紹介した物である。

実に興味引かれる内容だ。
おそらく僕の考えている事に近い。
そして辛い。

それぞれの家族の言葉が手紙と言う形で出てくるのだが、困難と戦い新しい形を見つけ出して行った家族の物語は素晴らしい。



子供が突然性犯罪を犯したと警察に知らせられたら、あなたはどうするだろうか?



藤岡先生は長く性犯罪者のケアをする位置にいた方である。

素晴らしい取り組みである。

すぐに後2冊を買うことにした。

僕にも何か出来ると良いなあ。

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