幸運な病のレシピ( 2604)夜:根菜蒸し焼き・とんかつ肉の味噌焼き、汁


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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



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【2021年3月27 昼】少し離れたスーパーに娘と妻が言って昼を買ってきた。僕の分もあった(笑)。
洗練されていないスーパーだったのだが、少し前にリニューアルされた。何と「成城石井」のの系列だという。
美味しかったが、以前入っていたパン屋さんは姿を消したようだ。親子2代のパン屋さんで店が消え、どこに行ったのかなと思っていたら、スーパーに生きる場所を見つけたようだった。とても懐かしく嬉しい味であったが、もうここにはない。
恐ろしきグローバリズム。値段も高いから、地方の富裕層がターゲットである。
格差のことを勘違いしてはいけない、田舎には豪邸を建てて外車を並べる農家が有る。
田んぼをアパートやマンションにして家賃が入ってくる。使用料という魔法は僅かな維持費で恐ろしい富が手に入る。
そして相続されていく。
もちろん相続税は過酷だから、払えない農家はもっと金を持つ投資会社に売り渡すことになる。
このピザの味は美味しい、そして心は複雑である。




【2021年3月26 夜】トンカツ肉が古くなってきた。土曜日にトンカツにしようかと思ったが味噌味でソテーしたほうがいいと妻は言う。
表面を焼いて、根菜を敷いて上に乗せて蒸し焼きにする。味は味噌と酒で焦がしてみた。今は地場物のレンコンが安い、つまり美味しい。
何を作るかを決めて食材を買うのは効率的ではない。食材は余るし、食べたいものも変わるし、痛むことも多い。
その時期の旬のものと定番のもの(安売りのかかったもの)を買っておくと楽だ。
魚は焼き物として「鮭を中心に、塩サバ、イワシ、ししゃも」煮魚のもの、マダラの子や内臓系、魚介はホタルイカ花間を茹でるがいい。
エビ、貝、イカは冷凍で中華の旨味をつくる。
肉は毎晩食べる汁に入れるシャブシャブ肉これが我が家の守護神。
挽き肉、手羽先の足は早い。レバー・ハツは安売りがかかればかならず買う。ニラともやしを忘れずに。
根菜は安い時期にはレンコンの嵐、人参は毎食使っている。何に入れても美味しさの裏方になる。
地元資本のスーパーで恐ろしく仕入れが面白い所は妻の管轄で野菜はここでしか買わない。
少し離れた関西系のスーパーでは魚が得意昔の魚市場のテイストだ。そちらは僕の所轄。
近くのチェン店は売り切りたいから8時をすぎると半額以下になる。しかし、焼きそばやっ弁当も半額だ、誘惑も多い(笑)。
毎日続けることと、食材の生命(細胞内外の代謝物に溢れた水)を適切に身体の海に招き入れることが大事。
ピンコロ人生にたどり着くのはもう間もなくである。