幸運な病のレシピ( 2008 )昼 :新タマネギかき揚げ、イカゲソ天、ナスの肉はさみ、椎茸のひき肉詰め、鶏の唐揚げ、蕎麦、キャベツ千切り

【 2020/4/11の食事 】

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新タマネギのかき揚げは自分で作るに限る。

この時期はスーッパーのお惣菜でも売っているが、一つ150円近くはする。その上量が少ない。エビが散らされていたりすると70円増しだ。家で作れば、出来たてで衣に新タマネギのエキス(生命)が移り旨い。エビなんぞ入っていなくても十分である。

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イカの天ぷらも好きだ。

2杯で250円のパックを買ってきて、ヒレは焼いて、胴は湯がいて冷やし中華にして、残った足と胴を天ぷらにした。
刺身にできるくらい新鮮なので天ぷらにした。

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ナスの肉はさみと椎茸の肉詰めは母がいつも作っていた。

大量に作っては友人に配っていたものだ。もう誰もいない。
いつも作っては親友のおばさんに持っていったものだ。
しばらくすると高価な数の子のパックを持ってきてくれる。ナスが数の子になったといつも笑ったものだ。


やがておばさんは家に持ってくることもできなくなり、施設に入ったと聞く。

一度施設から遊びに来たそうだがボーッとしていて母は悲しんでいた。
安定剤の投薬があったと思う。
認知症って恐ろしいねと母は言っていた。
「ナスの肉はさみ天」を作るたびに思い出す。

その後少し経った頃から母は料理を作れなくなっていった。亡くなるまでには、まだ時間があったと思う。

いつも僕はいつまで料理を作れるのかなと思う。
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しかし、天ぷらは難しい。

僕も満足の行く天ぷらが作れるようになったのはこのレシピ動画が1500回を超えた頃だろうか(笑)。
特にイカに衣をつける所が鬼門であった。
一度などは目に油が飛んできて死ぬかと思った。
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恥ずかしいことではないのだから練習することだ。諦めなければ納得できる食事とピンピンコロリンの人生の終わりが待っている。





妻がパートなのでキャベツも刻んだ。夜は汁を作り適当に食べる。
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蕎麦も大好物だ。自分で作ると、天ぷらをたっぷり食べることが出来る。ご飯までくっちまった(笑)。
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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
『炭水化物がいらない食卓』はこちら『幸運な病のレシピ 宣言』は[http://d.hatena.ne.jp/masay