生物の「種」なんてもんは、人が勝手に決めたものだ。マイクロバイオームにとっては意味がない。有性生殖(セックスの意味)を考える。

科学が一番してはいけないことは「擬人化」だと言う。
しかし、僕らは動物の姿に心安らげて微笑む。

www.youtube.com

www.youtube.com

僕は子供とペット(ヒトと動物)の交流を見るのが大好き。
生命に共通の何かがそこには有る。



マイクロバイオームが自分の住んでいるコロニー以外の場所にすみかを広げようと行動しているに過ぎない。
そこには擬人化も何を取り込んではならない。



有性生殖(セックスの意味)を考える。

人のコミュニティには「性に関するコード(有形無形・明示的・隠喩的なルール)」が多い。
その最大のコードは3つある。

1)「人間と人間」でセックスはするものだ。
2)「男と女」でセックスはするものだ
3)「セックスは子供を生む」ためのものだ。

多くの学者がセックスについて書いている。
2と3はなんとかクリアするものは多いが問題は1である。

これは、なんともクリアできていない事が多い。

有性生殖に関しての論文やエッセイを見ると、「思い込み・擬人化」がいかに超え難いかがわかる。

身体というコロニーを司る「マイクロバイオームが他のコロニーに移りたいという意図を持ち、セックスをさせる』そう考えると納得がいくのだが。



受精と、ウイルスが標的細胞にDNAを渡して自分を複製することのアナロジーを考えたことが有るだろうか?
恐ろしくよく似ている。


単細胞生命の食事と私たちの食事の類似点をもっと簡単な言葉で表現したい。


僕はリン・マーグリスさん大好き。
単細胞生命における「捕食とセックス」を論じているあたり、流石である・

性の起源―遺伝子と共生ゲームの30億年

性の起源―遺伝子と共生ゲームの30億年

不思議なダンス―性行動の生物学

不思議なダンス―性行動の生物学