幸運なマユのレシピ( 16 )夜:マユのご飯

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明らかにドッグフードに比べて美味しそうに食べる。
細胞のレベルで比較するならば、人も犬も何ら変わりはない。

食事が「身体と言うコロニー」に入り(=消化され、体液に溶け込み)細胞の周りを満たす。
細胞はうかんでいる「水(身体の中の海)」から様々な情報を受け取る。そして必要なものを取り込む。同時に、自分自身の情報も放つ(ホルモンとかサイトカインと呼ばれる)。
検査値とは、個々の細胞の中から生み出された代謝物なのだ。
そして、ある細胞が放った代謝物の影響で他の細胞が何らかの反応をする。
その姿は、あたかも細胞同士が語り合っているかのごとく見える。


「ガンの生体マーカー」は細胞が「ガンという状態」であることを示すが、それを意図しているわけではない。
単に細胞の内部に必要なものを取り込み、その時に外に漏れ出る代謝物に過ぎない。


私も犬も、生命なのだ。食事を通じて白菜や鳥や豚の細胞に満ちている生命(の代謝物)を受け取るのだ。
この代謝物は「水」に溶け込んでいるので「抽出・濃縮、乾燥」の工程で失われてしまう。
私達がビタミンと呼んでいる(結晶にすることの可能な)代謝物は「クスリ」となるのである。
しかし,多くの「生命(代謝物)」は失われてしまう。

乾燥した炭水化物には含まれない生命こそが「美味しさ」なのだ。



そして、乾燥工程を通った「炭水化物(生命のミイラ)」は食事の中から生命を追い出す。
それが、生活習慣病の原因なのだ。



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この日に作った。
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