CBDオイルの話 BULL「法の仕事」S2 ep18 参ったなあ、ボロ泣きだ。

参ったなあ、医療系のお話は弱点である。
おまけに、少しひねってある法廷ドラマである。

ボロ泣きしてしまった。

CBDオイルって初めて知った。癌治療に使われているサプリメントの一種のようである。
この話は随分CBDオイルに肩入れしている面があるが、その事を論じても意味がない。
法は社会を映す鏡であるのだから。


医療というのは面白い。
「侵襲」でありながら助ける力がある。
しかし問題は「誰にでも効く=適切である」と言う普遍性を持たないところにある。


法は「普遍性」を仮想する。
しかし現実はそんなことはない。
法と現実は実に複雑な関係を持つ。


この全く相容れない「法」と「医療」は「家族というコロニー」の中に統合されていた。





世の中には、怪しげな治療(有る価値体系からするとそう見える)も有る。
世の中には因習と言われるものは多く存在する。
しかし、「因習」の一言で切って捨てる訳には行かない。



僕自身の体験と重ね合わせて考えるといろいろと言いたいことも多い。
大変勉強になった。




果たして「この治療法」が有効かどうかなどということはわからない。
有効性とは、そのヒトにとっての正しさなのだから。

しかし、社会は変わらなければならない。





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陪審制度と言う発明の素晴らしさを描いているところがすごいなあ。
法と社会の関係を実に素晴らしい思索を重ねている。




連邦検察官のセリフがいい。
「現実にはね、信念なんてどうでもいいの、私達は仕事して、司法に委ねる」


「司法が機能した、国民の総意が表現された、ここにいる全員の....お互い仕事して正義が果たされた」



正しさとはなにかいつも考えさせられる。

S2も借りようと思っていたからネット配信も嬉しいものだ。


masaya50.hatenadiary.jp