幸運なマユのレシピ(8):お皿ペロペロはシェフ冥利に尽きます。「食物連鎖の柵」の喪失と生活習慣病の深い関係。

マユに食事を作るようになってから、色々と考えた。
かつて家畜の食事は、近隣(気温・水分の条件が合致)に自生する植物であった。そして、家畜というフィルタを通してあ私達は身体に取り込んだ。
「牛、豚、ヤギ、羊」であり、「魚、鳥、クジラ・アザラシのような水棲哺乳類」、「昆虫やカニのような生き物」いずれも、私たちの生きる範囲において共生していた。
当然、細菌やウイルスと行った感染症を生じさせる「マイクロバイオーム」それ以上の感染症をもたらさない「森羅万象の神々」も、ともに生きていた。
食物連鎖の柵」とでも言うべき「生」を限定するコロニーがあった。

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食物連鎖を私達は「捕食のピラミッド」のようなイメージをもつ。しかし、頂点の生命も死ねば細菌に(捕食)分解される。
気候(気温・湿度)に限定された狭い枠の中で生命はコロニーを幾重にも作り生命を維持する。
私たちの身体自身も細胞生命のコロニーであり、内部では破壊と再生が繰り返される。


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いつ頃かわからない(1930年〜1980年)が、フードビジネスが大きな金をもたらすことに気が付いた人達がいる。
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まず最初は、「家畜の餌」を「食物連鎖の柵」から抜き出すことから始まった。
牛は本来、自生する牧草をルーメン(胃)の細菌に食べさせて、細菌を食べるという肉食の生物である。
そこで、魚の粉を牛に食べさせて生育を早くするということを始めたのである。
当然本来の「食物連鎖の柵」にいないO-157のような生命コロニーを作る。

農耕においても物量の壁が、国家の枠であった。中国にしても、ローマにしても穀物の量が遠征距離を決め国力の指数であった。
当時は侵略は穀物の略奪と労働力の収奪のためのものであった。
しかし、コストが掛かりすぎる。現代の戦争は文化を破壊して投資を行従順な消費を(自発的に)強制するものである。

穀物を乾燥させると長期間の保存が可能となることに目をつけて様々な商品が作られる。

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しかし、食事は保守的である。
そこで、食事の保守性を維持している「家庭=宗教」を破壊した。
市場原理(満腹になるなら安いほうがいい)が私達を取り巻いている。

日本終戦後、援助という形で、「学校給食+パン」が当たり前のように社会の中で流通して、大きな文化の破壊が起こる。
そして破壊された後には、それがスタンダードになる。
戦争は終わったあとの方がカネになるのだ。


ペット(家畜)の食事と人の食事を分ける起源はどこにあったのだろうか?
意外なほど最近である。

そもそもペットフードという商品概念が生まれたのはそんなに昔ではない。



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あまり考えていなかったのだが、子供や年寄にはそれ向きに食事を作るのが当たり前だ。

商品化された食事は簡単で都合がいい。
しかし、食物連鎖の枠の中で受け取っていた様々な「代謝物=生命」うぃを受け取れなくなる。


長い間、私達は、家畜も含めて同じ食事を摂るコロニーを構成していたのだ。
おそらく、感染症(ウイルスや最近が私達を食事にするルール)に対しての対処法を宗教は持っていた。
だから、「家畜」を選ぶ場合厳しいルールをもつ。
同じ様にセックスに関しても厳しい規範を持っていた(今の時代のおかしな現象はこの時代の痕跡である)。
なぜ、不倫は問題なのか、家族が許可すれば問題ないのか?

無論その前に相手がいなければ話にならないのであるが..........。

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この日作った食事なのです。

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素材から食事を作るのは面倒で手間がかかる。
けどね、それだけの価値がある。



ミニチュアアダックスのマユくんに食事を作ってあげることにしたキッカケはこちら。
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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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