幸運な病のレシピ( 1553 )夜:夜中にいっぱい、1時に実家の父から電話が来た。ノンアルコールビールの効用(3)。

【 2019/9/13の食事 】

夜中の電話は不吉である。
もう20年近く前、父から電話が来て、トイレで血を吐いたという。
その時はびっくりした。

今日は、出かける用事があったので、実家に夕食を持っていった。晩酌は付けていなかった。

寝ていたら、電話で起こされた。
出る直前に切れたので、走って実家に行くとニコヤカな父がガレージにいる。
一杯やりたくなったそうだ。

こないだまで、フレイルで何も食べれなくなり、死ぬかと思っていたのが、ここまで元気になってきたのである。
ほぼ一ヶ月で10kg以上減っていた。

酒が飲めるようになってきたら、一杯やりたくなったっそうだ。
嬉しかった。

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急いで「つまみ」を作り、酒を小ぶりのペットボトルに入れて持っていった。
僕はもう飲んで寝て起きたので、ノンアルコールビールを持って参じた。

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煮しめ、白子、チーズ、きゅうり、酒2合弱





フレイルを通り抜けた父と話していると「自分の死」を思う。
そして生を知る。


「人はだれでも死ぬ」などと誰もが口に出来る。
しかし、現在、身近な人が徐々に何も出来なくなって、死を迎えようとするのを身近に見ることは稀だ。
かつて私たちの家庭で常に起こっていた事だ。
メメント・モリ」などと言わなくとも、「循環し再生」する「家庭」に於いては生と死は常に身近なものであった。



知識ではない。学ぶということは、悟るということである。
銀行型の学習ではなく、メタセノイアこそが人には必要だ。



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この夏は、色々と学んだ。まだ生きねばならない。

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私達は、施設や病院に肉親を委託することで、多くのものを失ったのである。
「生きるということ」を学ぶ手段を失った。

どこにも売っていない幸せである。
売っていないものは金では買えない。

There are things that money can't buy, fewer, perhaps, than you'd like to believe.
--Morland Holmes--



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これから少し仕事しよう。
まずはマユのオシッコから片付けねば。

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「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を生んでいる。
「病(と医者が呼んでいる災厄)」は食事の反映でしかない。

炭水化物は毒ではない、誰もが抗えないほどに魅力的すぎる。食卓は、炭水化物が中心になり、緩慢で直接的な因果関係の見えない欠乏症を生む。
食事作りは面倒だ、私達が作れなくなったのには理由がある。そして僕は毎日素材から食事を作る。



今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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