「COVERS」(11)たこ焼き、イカ焼き

フェースブックにはカバー写真を設定することが出来る。皆それぞれに気に入った写真をアップロードしてコメントを書く。僕は厨房仕事に欠かせない道具をカバーすることにした。COVERSというのは僕の大好きな音楽家のCDだ。有名な曲の「替え歌」が演奏されている。料理のレシピというのは大昔から家庭でそれぞれに奏でられている音楽のように思う。誰かに習い、毎日奏でる。皆同じ様に見えながら二つとして同じものはない。私達一人一人が違うように。「商品化された食事」は自分らしさを殺す。自分らしく生きるために僕は今日も道具たちと厨房に立ち、料理を作る。このシリーズはこちら




f:id:masaya50:20190330025118j:plain

ステンレスの蒸し器は同じ直径のものを3つ買った。
一気に蒸す段を3つ蒸し上げる事ができる。キャンプ(プロパン持ち込んでの大騒ぎ)で一気に10人分の料理をするときに使う。
里芋を皮をむいて、人参と大根、椎茸、レンコンを下の段から置いていく。上の段には鶏のぶつ切りや豚のシャブシャブ肉を置く。
野菜とまぜこぜにおいても楽しい。根菜に牛肉のお布団をかけてあげるのもいい。

ゴトコトと蒸気を上げる。蒸しあげた蒸気が循環して一番下の鍋に落ちる。
このスープが美味い。煮しめとは趣の異なった料理に上がる。各自自由に皿に具を集めポン酢やゴマダレを選びワインを空ける。木陰の木漏れ日の下でこのしばらくの出来事を話し、キャンプ場で遊ぶ子供を眺める。そういえば最後にキャンプしてから15年になる。


自宅のキッチンで使うコトもあるがせいぜいで二段までである。焼豚のようなもの(笑)を蒸し煮にする事もある。


母のレシピの茶碗蒸しをする事もあるが思うようにできない、プリンのようになる。

赤飯もこれで作った事があるが面倒で炊飯器にする事のほうが多い。
竹でできている蒸し器は焼売やら餃子やらを蒸したくて買った。
クッキングシートを聞くが、レタスの葉を敷く事もある。
一番外のアクの強いところを使うが、最近は炒め物にもよく使う。さすがに自分では小籠包は作れない。
冷凍物を買って来るのだがお店で頂くようには蒸し上がらない。こればっかりはしょうがない。食卓に竹の器ごと皿で出すと嬉しい。


masaya50.hatenadiary.jp