幸運な病のレシピ( 1021 )昼:手羽先悪魔風(白ワイン+醤油)、ポテトオムレツ、クリーム煮グラタン

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2019/2/18の食事 】

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僕の食事、数日前のクリーム煮をグラタンに仕立て直した。
手羽先は悪魔風に下が白ワインで味を入れた。
マッシュポテトはちと違ったふうに仕立てた、これでもなかなかうまい。に少しシンプルな方がいいだろうか。要検討である。

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父の食事


幸運な病のレシピ( 1021 )昼:手羽先悪魔風(白ワイン+醤油)、ポテトオムレツ、クリーム煮グラタン

昨今のレシピ本は「医師や栄養士」が監修して「カロリー栄養学=政治的に正しい栄養学」に沿ったものが多い。
僕はその手のレシピ本を嫌う。簡単だ、健康にいい、馬鹿でもできるのオンパレードである。
なんて失礼な本だろうか。食事に対する見下した態度が気に入らない。

著者や監修者がそんなものを毎日食べているわけがあるまい。
当たり前に商品化された食事を食べて、「自分は検査値が正常だ(おまえみたいな糖尿野郎とは違うんだ)」とうそぶいているならば、人生の終わりにはもれなく災厄がお待ちしている(笑)。


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それに比べて、「料理が大好きで、誰かの喜んでくれる顔が見たくって作る人」の書いた本がある。
僕はそういう本を愛す。そして、その人の人生がレシピの合間には垣間見ることができる。
悪魔風というのは落合務さんのレシピ本に出てきた「鳥モモ」の調理方法だ。落合さんのレシピ本は勉強になる、書かれている内容もそうだが、お人柄がよく分かる。僕の本棚には、素敵なレシピ本が並んでいる。

和食なら土井さんの『我が家で和食』3分冊
中華は陳建一さんの「本音で作る僕の料理」
周富徳さんの「週さんの餃子」
久田大吉さんの「中華風おそうざい」
何と言っても丸元淑生さんのレシピ本一式、
お勧めはジローラモさんの少年時代の思い出の詰まったエッセイが大好き。
 
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僕は2015年に失明を宣告されて、食事で『「病」と呼ばれるこの現実』と向き合うことにした。妻や家族は半ば諦め、呆れながら付き合ってくれた(笑)。
そして毎日作り続け、様々なこと調べながら、口にあわないと怒られながら(今も)厨房に立っている。
そして、食べてくれる人のいることのすばらしさを感じている。
やがて一人施設で死ぬことが社会の決まりとなった現代だからこそ、感じていることだ。
 
共に生きてくれる人がいるということは幸いである。
 
僕は幸運だ。






この食事の血糖値プロファイル

僕は正真正銘の2型糖尿病の患者である。高血糖は食事に対する身体の当たり前の反応だ。そして、単なるマーカーでしかない。生活習慣病(ガン、認知症、脳溢血)は食事の反映でしかないのだ。そして、僕のマーカー(血糖値)が正常な食事は生活習慣病から自由になる食事。

経過分 mg/dl コメント
 

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