幸運な病のレシピ( 831 )夜:ホッケ、つぶ貝、カツとじ、汁、魚のうまいスーパーで買い込んだ

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/12/20の食事 】

魚の上手なスーパーに行った。市場のテイストがあるお店だ。
ガンコ」という名前の魚が売っていたので買った。
山北(北に1時間ほど行った海に漁港がある)でとれた魚だ。
ハタハタもこのお店のものが安くて量が多く、好きだなあ。
ホッケとハタハタは干した。ガンコは明日天ぷらにする、つぶ貝も買った。パックに入っていないで氷に埋められているのが嬉しい。

年末が近い。


僕の食事。
朝から作ったものをみんな食べる。
数日前に余ったイワシ丸干しを人参と糸こんにゃくで煮たものもこれで終わりである。
骨まで食えて嬉しい。





バイ貝は美味しいのだが、いつもは僕と父しか食べない。
今日のスーパーでは発泡スチロールの氷の上に並べられていた。パックに入れないであるから、新鮮である。
ガラガラに煮立てたお湯で湯がいてから、一回洗って、酒と醤油で煮切る。一番奥の黒い所まで食べる。
今日は妻も美味しいと言って食べてくれた。



「カツとじ=カツ丼の頭」はとんかつの仕立て直しとしては一番ポピュラーである。
玉ネギの甘さを楽しむ。
玉ねぎの量と醤油の濃さで味わいが変わる。
僕はカツを薄めに切るのが好きだ。



汁はキングである。
夜中に起きてくると皆食べられて、スープだけが残っていることが多い。
明け方まで仕事をしていると腹が空くので、温めて卵落として飲む。

「もったいない」は経済的な評価ではない。生命を大事にするという哲学である。



ホッケは身の柔らかい魚だと知った。
干していないホッケを見るのは初めてかもしれない。
魚は干すと身が締まり焼いてもバラバラにならない。



一番下の段には新聞をしく。
食事を作り始めるときに塩を振ったボールに入れておいてしばらく後に並べる。
ここで並べて、玄関を出たところに吊るす。






6時過ぎまでまたのだが、父が来ないので持って行った。
仏間で缶詰を開けてテレビ見ながら、一杯始めておった(笑)。
昔から食事の時はテレビを消させられたものだ。
来ないのでどうしたのか聞いたら、まだ早いという。朝の6時と勘違いしている。



「朝だか夜だかわからない」と聞くと「すわ認知症か」と医者や製薬会社は大喜びする。
自分に理解できない反応を「病気」と呼び「薬売ったり、手術したがる」のはお前らの商売だから勘弁してやろう。
しかし考えてもらいたい、それは老人の当たり前の反応なのだ。そしてお前たちも通る道だ。自分がそうなったら、そんな風に扱われたいか?


夕ご飯を食べている缶詰の横に並べた。
「明日の朝待ってるからね」と僕はいう。

嬉しそうに「お願いします」と答えてくれる。
楽しかろうや。


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