「宗教なき時代の政治学」(2) トラちゃんがアメリカを分断させているわけではない。分断された社会がトラちゃんを産んだ。
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かつてアメリカは奴隷を輸入していた。
今は、奴隷が自分から入ってくる。
そして、アメリカではすでに奴隷がいっぱいだから、これ以上入ってこられるのは困る奴隷が迎え撃つ。
ああ、愉快でない。
アメリカ的な能力主義「給料の差は能力の差である」という「宗教」を僕らは信じている。
しかし、人の能力などというものはそんなに違うわけではない。
人が人として尊重される社会が可能なのだろうか。
しかし、トランプは大金持ちなのにねえ。
貧乏人がなつくのが面白い。
というか、忖度は奴隷の得意技である。
愉快ではないが、さもありなんと思わせる。
トランプって「トラちゃん」だったんだ。
うーん確かに車寅次郎に似ているところがある。
その存在が、コミュニティの新しい姿をあぶり出していくのである。
トラの姿に不快感を感じるかどうかで、分断された社会のどちら側にいるのかわかるのである。
トラは不愉快だが、思い上がったエグゼクティブ(公平に社会に奉仕すると言っている卑怯者)はもっと不愉快である。
コストが安いと海外に工場を建てて外人を雇用する、安い米を輸入して国内の農家を破壊する。地元に優秀なソフト会社があるのに大手の企業に発注する(恨)
トラの保護主義は嫌いだが、両手放しのグローバリズムも好きはなれない。そして、全ては消費者の意向である。
なぜ「格差」が容認されているのだろうかという疑問を持っている思索者は多い。
僕の大好きなジャレットダイアモンドさんは文明崩壊という本の中で過去の文明の崩壊したプロセスを分析している。
崩壊するにしても長い時間がかかる。
ドカンと小惑星が落ちてくれば手早くて、いいのだが。
僕は格差の固定化が大きな要因だと思う。
ベーシックインカムっていいなと思う。
時給が安い労働者を維持するためには最適ではないかなあ。
大企業に集まっている余剰資本を、一回、市民にばらまいて、消費税という形で政府に韓流して、「役人の給料やアメリカからの武器購入」に充てる。
昆虫食っていいなと思う。
僕らの父母は多分たくさん食べていた。
こないだ、イナゴの佃煮を食べた。近所のお店に売っている。驚きである。結構うまい。
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少し寝てまた仕事する。
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