幸運な病のレシピ( 686 ) 夜:鳥胸と牛肉でパテから作ったメンチカツ、汁、鮭(ほっちゃれ)

今日の食事が死に方を決める、明日の食事が生き方を決める。
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【 2018/10/18の食事 】


鳥の胸肉と玉ねぎでパテ
を作ってメンチカツにしたら美味かろうと、お客様先でふと思った。
そこで作る事にした。正解である。
半分は揚げすぎたが、半分はうまく揚がった。
ジューシーでものすごく美味しい。


秋になると、少し質の落ちたシャケが出てくる。
「秋鮭」とか「ほっちゃれ」と呼ばれる鮭である。

地元の川には鮭が遡上する。河口で卵を取り、身は安く流通する。
スーパーでも「ほっちゃれ」が溢れる。


今日は焼いて醤油をかけた。
「ほっちゃれ」が「キングサーモン」より美味しくないのは当たり前だ。

遡上が始まり、淡水の中には鮭には食べるものがない。そのために、自分の体を使いながらエネルギーにしていく。

資質もタンパク質も代謝されエネルギーに変える事で遡上を続ける。

そして命をつなぐ。


卵にとって、海は過酷な環境である。
いくら一度にたくさん生まれても、捕食者も一気に集まってくる。
捕食側にとっては都合がいいが、される側にとっては大事だ。


川の上流で卵を産む事によって、稚魚は川を下りながら捕食されない大きさまでになり、海に生きるのだ。
鮭はそんな「ニッチな環境」を選ぶ事で世界に適応している。


やがて、川に戻り、卵を産んで命は川に戻る。
最後まで命を運んだエッセンスは分解され、水もの草や小さい虫たちを生かす。そして川は生命で満ち溢れる春を待つ。




確かに味は悪かろうが、この鮭が長い旅をしてきた事を考えると「おかえり」と言いたくなる。


そして僕の身体の一部になる。

食物連鎖」などという傲慢な言葉は違和感がある。
「生命の連鎖」であり、私たちは「輪廻転生」という言葉を持っている。


明日は鳥と一緒にパテにしてみよう。

命の中で最後まで残ったエッセンスである。美味しく食べることができるといいな。





昨日の煮しめがまだ少し残っていた。
5-6回の食事に少しずつ食べていくのである。
明日は、「ほっちゃれ鶏団子」で煮しめを作ったみよう。
汁とこまごまとしたものを取り合わせて父の食事になる。








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